黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

2021年前半の振り返り

くーすけです。
2021年前半の投資を振り返ります。

f:id:kuronekokusuke:20210704082909j:plain
奈良・唐招提寺の境内

年初元本からの成績です(配当金収入を含む確定利益ベース)。
いずれの部隊も含み益状態ですが、含み益は成績に含めていません。
超長期投資:+2.9%
中期投資 :+5.7%
配当再投資:+1.8%

以下、反省点・年後半の方針です。

1.超長期投資
なかなか買える銘柄がなく、妥協して(?)基準を緩めて、参天製薬日本ライフラインなどを買ってしまいました。
超長期投資を老後資金に充てるつもりですが、長期上昇相場が10年近く続いていることを考えると、今から新たに超長期のポジションを作っていくのはどうか、不況になって成長株が安くなったときに買い込めばいいのではないか、という考えが頭をよぎります。
判断が難しいですが、FRBの利上げが見込まれる2023年辺りまでに、いったん部隊をリセットするかもしれません。

2.中期投資
4544HUグループHDや7198アルヒのような、含み損状態の銘柄を買い増ししてしまい、投資効率が悪くなっています。
後半は、4763クリーク・アンド・リバー社(売却済)や3919パイプドHDのような、勢い良く上がっていく銘柄に資金を寄せていくことを基本スタンスとします。具体的には、中小型株で、52週高値を取ってきた銘柄や、少なくともチャートが右肩上がりの銘柄を、半年から1年程度の投資期間で手掛けるようにしたいと思います。保有中の高配当株は、徐々に売っていきます。

3.配当再投資
サラリーマンとしての給与収入からの資金投入ができていません。
後半からは、配当金収入(年20万円ほど)を原資に、マネックス証券の「ワン株」を使って、大型高配当株(1925大和ハウス工業、8058三菱商事、8766東京海上など、体力があって不況が来ても潰れないような会社)を中心に1株ずつコツコツと買っていこうと思います。

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

今週の売買(6/28~7/2)

くーすけです。
今週も、思うところがあり、PFを少々いじりました。

<超長期投資部隊>
4536 参天製薬 売り
7575 日本ライフライン 売り
買ってから時間が経っていないのに売りました。
自分でもブレまくっていると感じるところです。
超長期投資部隊は、長期間を経て大幅な値上がり益を取りに行くことをめざしています。
そのため、当初から、時価総額が1,000億円以下の中小型株を組み入れることを意識してきました。
ただ、これら2つの銘柄は、どちらも1,000億円を超えた時点で購入してしまいました。
原点回帰のため、売却しました。
そもそも何故組み入れたのかという判断のブレは、私の課題です。
なお、時価総額の点では、6235オプトランも1,000億円を超えていますが、これは購入後に上昇したためであって、購入時は1,000億円以下でしたので、保有継続です。

<中期投資部隊>
2989 東海道リート 買い
新たに上場したJ-REIT銘柄。愛知、静岡、三重県の物件で組成。来期以降の年間分配金利回りが6%ほどと見込まれ、J-REIT平均を大きく上回っていることから購入。値上がり益にも期待。

1925 大和ハウス工業 売り
2925 ピックルスコーポレーション 売り
3457 ハウスドゥ 売り
3550 スタジオ・アタオ 売り
8058 三菱商事 売り
8059 第一実業 売り
これらは、買値付近で推移していて、ポジションのわりに、部隊全体の利益(含み益)に貢献していなかったため、思い切って処分しました。その結果、キャッシュが増えたとともに、部隊全体の含み益は逆に増えました。

4544 HUグループHD 買い増し
7198 アルヒ 買い増し
9381 エーアイティー 買い増し
4544と7198は、含み損状態なので、これ以上買い増しするのは、慎重でありたいと思います。

なお、今週売った、参天製薬大和ハウス工業などは、マネックス証券の「ワン株」で、1株ずつ買っていこうと思います。

※この記事は私の個人的見解であり、投資は自己責任でお願いします。

2021年6月末の保有銘柄

くーすけです。
6月が終わり、2021年も半分経過ですね。
f:id:kuronekokusuke:20210630172823j:plain
さて、6月末の保有銘柄です。
先週末から、少し売買をして、銘柄が入れ替わっています。
先月末と比べて株式比率を高めています。

<超長期投資部隊> 2021年6月30日現在、キャッシュ比率23%
1321 日経平均ETF
1716 第一カッター興業
3657 ポールHD
3665 エニグモ
4248 竹本容器
4536 参天製薬
5358 イソライト工業
6235 オプトラン
7199 プレミアG
7575 日本ライフライン
7820 ニホンフラッシュ

<中期投資部隊> 2021年6月30日現在、キャッシュ比率19%
1332 日本水産
1925 大和ハウス工業
2989 東海道リート
3550 スタジオアタオ
3679 じげん
3919 パイプドHD
4423 アルテリア・ネットワークス
4486 ユナイト&グロウ
4540 ツムラ
4544 H.UグループHD
7198 アルヒ
8020 兼松
8058 三菱商事
8137 サンワテクノス
8984 大和ハウスリート
9381 エーアイティー

<配当再投資部隊> 2021年6月30日現在、キャッシュ比率1%
1379 ホクト
1928 積水ハウス
3176 三洋貿易
3433 トーカロ
3457 ハウスドゥ
4763 クリーク&リバー社
6919 ケル
7198 アルヒ
7995 バルカー
8001 伊藤忠商事
8020 兼松
8058 三菱商事
8591 オリックス
9384 内外トランスライン
8977 阪急阪神リート
8984 大和ハウスリート
1495 上場インデックスファンドアジアリート
1555 上場インデックスファンド豪州リート
2515 NEXTFUNDS先進国REIT

※この記事は私の個人的見解であり、投資は自己責任でお願いします。

マネックス証券、「ワン株」の買付手数料無料化

くーすけです。
私は、部隊ごとに、使う証券会社を分けています。
そのうち、配当再投資部隊のために使っているマネックス証券が、「ワン株(単元未満株)」の買付手数料を無料化すると発表しました。7月5日(月)から適用されるとのことです。
f:id:kuronekokusuke:20210627163033p:plain
いやー、ありがたいですね。
配当再投資部隊の保有株からの配当金をどのように再投資するか、悩んでいました。
年間20万円ほどの配当収入がありますが、その範囲で買える単元株は限られています。
三菱商事東京海上といった高配当株を1単元買うには足りません。
でも、これからは、三菱商事も1株から買えます、しかもタダで。
選択の幅が大きく拡がります。
最近は、SBI証券楽天証券が、手数料・サービス競争をリードしていて、影が薄くなっていたマネックス証券ですが、久しぶりに良い仕事をしてくれました。

最近のJ-REIT市場の動向について

くーすけです。
私は、J-REITには割と投資しています。
実際に、大和ハウスリートや阪急阪神リートを保有し、少し前まで日本ビルファンド保有していました。
ちなみに外国REITETF保有しています。
f:id:kuronekokusuke:20201108114325j:plain
最近、保有している大和ハウスリートが値上がりし、中期投資部隊の中で含み益率が最大となっています。
J-REIT全体の分配金利回りを見ると、6月25日時点で、3.33%と、2019年のピークと同じ水準まで来ています。
NAV倍率の方は、私の手計算で、1.17倍辺りとなっていて、こちらは過去10年の平均値付近と言えます。

米国と違って、ほとんど話題にも出ない日本の長期金利ですが、一時期0.1%を超えていましたが、今は0.05%辺りに落ち着いています。REITは、金利動向が重要な要素の一つですが、最近の状況からは、これは心配する必要はなさそうです。
なぜ上がっているのか?
外国人投資家が買っているからだろうと思います。
東証が発表する月間売買状況では、2021年2月以降、海外投資家によるJ-REITの買い越しが続いています。
時々、外国の機関投資家が、日本の不動産に投資するファンドを設定するといったニュースが出ます。
世界的に、投資マネーが不動産価格を押し上げる傾向があるようですが、日本にもその一部が流れ込んできて、J-REITや不動産価格を押し上げていると言えそうです。
需給要因で上げていて、利回りだけを見ると高値警戒レベルですが、直ちに売った方がいいという程でもないでしょう。

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

今週の売買(6/21~6/26)

くーすけです。
今週は、月曜日に日経平均が一時1000円を超える下げを見せましたが、結局は先週末よりも上げて終わりました。
月曜日には、含み益を大きく削られましたが、逆に買い向かいました。

<中期投資部隊>
4486 ユナイトアンドグロウ 新規購入
会員の中堅・中小企業向けにIT人材と知識を提供するシェアード・エンジニアリング事業展開。派遣とも少し違う「シェアード社員」(情シス社員のタイムシェア)サービスを展開しています。DXやセキュリティ対応など、中堅・中小企業と言えども対応を迫られる中で、自社でIT人材の確保が難しい中堅・中小企業のニーズを満たすものであり、順調な業績拡大が期待できます。「法人数の99%、雇用の70%を占める中小企業が元気になれば、日本全体も元気になります。中小企業を元気にする鍵のひとつは、情報システムの活用であり、ビジネスをITで刷新することです。」という代表の須田氏のメッセージには大いに共感します。チャートを見ると、上がりたくてうずうずしているように見えて、直感的に買いと判断しました。300株買いましたが、最大800株まで買い増し可能とします。
f:id:kuronekokusuke:20210626075158p:plain

7198 アルヒ 買い増し
下げ続ける「あかんヤツ」なんですが、配当利回りなどから1年単位では買い時やろうと思い、買い増しました。

<超長期投資部隊>
1321 日経平均ETF 買い増し
4248 竹本容器   買い増し
4536 参天製薬   買い増し(追記)

昨夜のNY市場は、S&P500が史上最高値を更新しました。
FRBの金融緩和策の縮小・終了はまだ先だという認識が広まって、リスクテイクのムードに戻ったということでしょう。
当面、大丈夫そうですね。

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

超長期投資部隊の組み入れ銘柄の選定基準(2021年6月)

くーすけです。
米国の株式市場に、少し不透明感が出てきました。
f:id:kuronekokusuke:20210620080514j:plain
ただ、実際に量的緩和縮小・利上げが始まるまでに、もう少し時間があるでしょう。
それまでの間に、株式市場(市場参加者の多数)がどのように反応するかを見て、自分のPFを調整しても、何とかなると思っています。
株式市場が下げに転じるとすれば、2020年3月のような急落ではなく、市場のビッグプレーヤー(機関投資家)が自分自身が損しないよう少しずつ持ち高を減らしていくでしょうから、ジリジリ下げていく相場が長く続くことが想定されます。
ビッグプレーヤーの動きに合わせて、特に中期投資部隊の対応を決めていく、私にとって、その見極めが大きなカギになります。

下げ相場に転じたとしても、超長期投資部隊は、維持すると思います、多分。
再確認の意味も含めて、組み入れ銘柄の選定基準を、書いておきたいと思います。
当初から、変更した部分もありますので。

<対象資産>
日本の中小型株(時価総額1,000億円以下)と外国株ETF
 (現在の例外)日経平均ETF参天製薬

<選択基準>
①原則として東証一部上場企業
②売上営業費用倍率が直近5年間において概ね1.15倍以上
③直近4期連続で増収(ただしコロナ禍による減収は大目に見る)
④7年後配当利回りが4%以上
⑤中期経営計画がある
⑥商品・サービスが成長余地を有し、時代潮流に適合している

ポートフォリオの組み方>
①10銘柄以上を組み入れ
②できるだけ均等額を配分
内需株と外需株をできるだけ1:1で組み入れ
保有期間は10年以上
⑤選択基準を満たしているか年1回(秋頃)検証し、収益性等が落ちた銘柄を売却
⑥最低でも10%以上のキャッシュを維持
⑦PFの多様性を確保するため個別銘柄のほかにS&P500ETFを組み入れ
⑧相場下落時のセカンドプラン・サードプランを用意

 (現在の実際の運用)
③に関しては、外需株を優先しています
超長期的に経済規模が縮小することが確定的な日本を主戦場とする銘柄では超長期的な成長は望みにくいとの判断から、できるだけ現時点ですでに外需株と言えるものを選定するようにしています。
4423アルテリアネットワークスをPFから外したのが典型例です。中期投資部隊では買い戻していますが、超長期で見ると売上の拡大余地の点で不安があります。(同社株については、その他にも、政府の介入の恐れがあることなども考慮しました)
⑦に関しては、S&P500ETFの代わりに日経平均ETFを組み入れています。次の下落相場までの中期的なポジション(意味不明?)として、少しでも利益を出そうとして、私にとってまだタイミングを計りやすい日経平均ETFを組み入れています。今後、米国株が本格的に調整すればS&P500ETFを組み入れます。

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。