黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

市場のアップダウンに右往左往しない

くーすけです。
まだまだ暑いですね。

今週は日本株は意外に強く、世界景気の後退とは一線を画す動きでした。
私は、欲深いためか、株価調整の兆しが少しでも見えるとポジションを軽くし、上がりそうなら買いで追随する、といった動きを繰り返していたように思います。
結果、あまり儲かっていません、労力の割には。

どこが相場の底かわからない以上、ほどほどに「底値圏」で買えればいいと割り切ることにしました。
今が底値圏かどうかは分かりませんが、常に一定割合は株式を保有しておきます。
先週末の株式保有ポジションは少なすぎたので、少し株式を買い戻しました。

買ったのは、長期投資部隊では、中小型優良株(3433トーカロ、5857アサヒHD、6914オプテックスグループなど)です。
もう少し、株式保有を増やして、キャッシュポジションを75%位まで減らします。
ここで暴落が起こっても、それは仕方がないものとしてホールドして耐えます。

中期投資部隊では、高配当株(1928積水ハウス、8316三井住友FGなど)を買いました。
しばらく保有して、配当をもらいに行きます。


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投資で運を引き寄せるために

くーすけです。

投資で、運を引き寄せるために、自分でできること。
それが何かを考えるうえで参考になるのが、「世界のエリート投資家は何を見て動くのか」(アンソニー・ロビンズ著)で述べられている「金融界の巨人に共通する4つのこと」でしょう。
以下、私のアイデアを、思いつくままに自分用にメモします。

1 絶対、損をしない
・チャートが右肩下がりの株式には投資しない。
・含み損が一定水準を超えれば機械的損切りする。
・これ以上下がりようがない、下げたとしても知れているという水準で買う。
・順張り投資をする。
・高値更新株を買う。
  :

2 「小さなリスク」で「大きな利益」を上げる
・これ以上下がりようがない、下げたとしても知れているという水準で買う。
・市場参加者のマインドが冷え切ったときにバーゲンセールになった優良株を買う。買ったら売らない。
・業績は伸びているのに株価は下げている、横ばい、伸び率が低い銘柄を買う。
・株価ヨコヨコが続いている銘柄がレンジを上抜けたときに買う。
・今が景気サイクル上のどの地点かを意識して投資行動を決める。
・投資チャンスがいつ来ても対応できるように、常に一定のキャッシュポジションを維持する。
  :

3 予測し、分散させる
・今が景気サイクル上のどの地点かを把握する。
・集中投資をしない。
ETFやインデックスファンドに投資する。
・その銘柄に投資する前に、投資する理由等をまとめて記録として残す。
  :

4 学びに終わりはない
・特に先人の教えに学ぶ。
・利益を出したとしても自分は投資の天才だなんて絶対に思わない。運が良かっただけと思い込む。
  :


私は、「市場参加者のマインドが冷え切ったときにバーゲンセールになった優良株を買う。買ったら売らない。」を実践したいですね。
ちょうど、景気サイクルも下り坂なので、そのタイミングは近いと思っています。
買う時は、他の市場参加者と同じく、不安で尻込みしてしまいそうです、、、。
が、その不安を乗り越えれて行動できれば、運命の女神が微笑んでくれると思います(多分)。
少なくとも長期的には失敗する確率は低いでしょう。



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【書評】”投資の95%は運で、残りの5%が技術だ”

くーすけです。
今回も、「世界のエリート投資家は何を見て動くのか」(アンソニー・ロビンズ著)についての所感です。

写真は、バンガード・グループの創始者、ジョン・C・ボーグル氏です。
言うまでもありませんが、バンガードは、低コストのインデックスファンドを提供する、個人投資家の強い味方です。
そのボーグル氏の言葉では、次のものがインパクトありました。

「常に成功する投資マネジャー」がいると思ったが、そんなものは存在しない。成功者はどんどん変わっていく。
(それはなぜか?)
技術より運が左右するからだ。投資の95%は運で、残りの5%が技術だ。98%が運で、2%が技術かもしれない。

これが真実だとすれば(おそらくそうなんだろうけど)、投資の技術を磨くことなんて無駄だと言っても過言ではありません。
個人投資家としては、何も考えずに(?)、インデックスファンドを淡々と積み立てるのが最善ということになります。

しかし、たとえ5%であっても、自分の努力で何とかなる部分があるのなら、それを磨くことで結果的に運を引き寄せることができるのではないかと考えることも出来ます。
私は、この考え方に立っています。
ただし、自分でコントロールできる部分が少ないということについては謙虚であるべきだと思います。

この本の巻頭で、著者は、このボーグル氏やウォーレン・バフェット氏、ジョン・テンプルトン卿をはじめ、インタビューしたマネーの巨匠たちは少なくとも次の4点では共通している、と述べています。

1 絶対、損をしない
2 「小さなリスク」で「大きな利益」を上げる
3 予測し、分散させる
4 学びに終わりはない

これらの4項目は、自分の努力で磨き上げられる部分であり、見習う点だと思います。
長くなったので、今回はこの辺で。



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相場雑感(2022.9.3)~攻めよりも守備を

くーすけです。
まだまだ暑いですが、9月です。

東京株式市場は、今週は結構下げました。
FRBの金融引き締め姿勢継続を嫌気した米国市場の下げが東京市場にも波及した形です。
残念ながら、米国市場が沈んでも東京市場は堅調、とは行かないようです。

私の投資行動は、当面、様子見です。
保有株式をゼロにするつもりはありません。
少しは株式を持っていないと、市場の方向性を、含み損益という形でリアルに感じることができませんから。
ただ、今のポジションサイズ近辺にとどめます。

今年は、配当金収入をはじめ、年初に立てた目標を達成できそうにありません。
投資リターンも、今のままだと若干のマイナスで終わってしまいます。
が、投資元本の保持が最優先ですから、仕方ありません。
www.kuroneko-investor.com

株式投資は攻めよりも守備の方が10倍大切だ、と言われています。
大損しなければ、チャンスをつかんで資産を増やせる可能性が高まります。

(追記)
年初に立てた目標に「中小企業診断士の勉強をする」がありましたが、頓挫しました、、、。
代わりに、IT関係の必要最低限の知識を身につけたく、「ITパスポート試験」に向けて、勉強しています。
全く難易度は違いますが、、、。



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2022年8月末の保有銘柄

くーすけです。

暑かった夏も終わり、明日から9月

8月26日のジャクソンホールで、FRBが金融引き締めを終わらせるのが先であることが分かりました。
米国には「FEDとは闘うな」との格言があるようですが、それに従うことにして、ポジションを縮小しました。
様子見モードに入ります。
方針がコロコロ変わって済みません、猫なもので。

<中期投資部隊> 1銘柄、キャッシュ比率99%
1379 ホクト

<長期投資部隊> 8銘柄、キャッシュ比率85%
2558 S&P500ETF
3695 GMOリサーチ
3904 カヤック
4626 太陽HD
5351 品川リフラクトリーズ
7808 CSランバー
7990 グローブライド
8137 サンワテクノス


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稲盛氏ご逝去の報に接して

くーすけです。
今日、京セラ創業者の稲盛和夫氏がご逝去されたことが報じられました。

稲盛ライブラリーと京セラ本社

私は、「京セラフィロソフィー」「成功と失敗の法則」などの著書を拝読し、指針とさせていただいていました。
京都の稲盛ライブラリーを訪ねたこともあります。
大変残念ではありますが、氏の残されたフィロソフィーを忘れず、生きていこうと思います。
ご冥福をお祈り申し上げます。

【書評】”逆張り投資家の傾向があれば、自己資金を絶対に自分で投資するな”

くーすけです。
6月以降、読み直しを含めて、いろんな株本を読んでいます。

今回は、その中で、私にとってかなりインパクトのあったものを紹介します。

書籍名:「世界のエリート投資家は 何を見て動くのか」
著 者:アンソニー・ロビンズ(鈴木雅子訳)

この本は、色んな一流投資家とのインタビューを載せたものです。
その中の、ポール・チューダー・ジョーンズ氏のコメントに、考えさせられました。

・・・損失を出すことから逃れられるテクニカル分析のクラスでやるエクササイズを教えよう。
ホワイトボードに一番上まで届く右肩上がりの線グラフを書いて、こう聞く。
「このグラフ情報しか持っていない。このまま株を保有し続ける人は何人いるか?」
保有すると答えた学生は60%で、売ると答えたのは40%だった。
ここで私は「売ると答えた40%の君たちには逆張り投資家の傾向があるから、自己資金を絶対に自分で投資するな。上昇傾向を台無しにするからだ。上昇機運の株を売り払い、ゼロまで下落する株を買い込むことを一生続けるだろう」と言う。
(注)下線は私が引いたものです。

私は、間違いなく、40%の売ってしまう方です。

前にも書いたように、手っ取り早く金持ちになりたいという強欲猫だから、逆張り投資をやりたくなります。
とことん売り込まれた株を見ると、つい買いたくなります。

直近では、4934プレミアアンチエイジングで損失を出してしまいました。
その帳尻を合わせるために、7199プレミアGや、8058三菱商事などを売ってしまいました。
7199プレミアGは、今では、私の買い値から2.5倍になっています、、、。

過去には、ベイカレントコンサルティングやIRジャパンといった、大化け株を程々の利益で売ってしまいました。
www.kuroneko-investor.com

やはり私は、株式投資では儲けにくい心理的傾向を持っているようです。
この傾向を改めなければ、資産を増やすことは難しいのかなと思い至ったところです。

ちなみに、ジョーンズ氏は、200日移動平均線と株価を比べてみればよいとアドバイスしてくれています。

読者の皆さんは、どうでしょうか?



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