黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

7808 CSランバーの2023年5月期2Q決算について

くーすけです。

CSランバー社ロゴ(出典:同社Webサイトより)

今日、長期保有株の一つ、7808 CSランバーの2Q決算が発表されました。

2Q累計でみると、前年同期比で売上高12.3%増、営業利益△8.7%と、会社予想より良い内容での着地でした。
2Q単体をみると、前年同期比で営業利益が△24.5%と、かなり減速しました。
決算短信に、主力のプレカット事業で「競合先との厳しい受注競争に直面」とあったのが気になりました。

ただ、2Qのペースを期末まで維持すれば、前期比△10%ほどで踏みとどまることになります。
EPSで言えば、1,350円辺りで、PER2.0倍といったところです。

建設関連株は概ね低PERですが、それでもPER5倍ほどが多いように思います。
PER5倍とすれば、同社の株価は@6,750円となり、今の株価からは約2.5倍の水準です。
この水準に到達することを期待して、保有を続けます。



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2866グローバルX 米国優先証券ETFへの投資について (追記あり)

くーすけです。

昨年末から、2866グローバルX米国優先証券ETFを買い始めました。
ほぼ円建て資産で占められている私の資産の、円安リスクをヘッジする一環です。

このETFは、米国のETF・PFFDをベースにしているものです。
が、PFFD自体が上場されてから長くはありません。5年ほどです。
その5年間の価格変動を、NASDAQ指数と比べました。

PFFDとNASDAQ指数との比較(出典)SBI証券

NASDAQ指数には大きく劣後しています。
それやったら2866を買う意味ないやん、NASDAQを買った方がええやんと、買った後で思ってしまったワタシ。
どうも軽いなあ、、、猫なので。

優先証券への投資が報われるものなのかどうか、探してみると、野村アセットマネジメントが運用している投資信託「米国優先証券オープン」がありました。
1997年から運用していますので、26年の実績があります。
そのマンスリーレポートを引用させていただきます。

出典:野村アセットマネジメント

基準価格自体は、ややジリ安傾向です。
また、途中、2000年のITバブル崩壊時や2008年のリーマンショック時といった景気後退期には、大きく値下がりしています。
ただ、26年間ずっと分配金を再投資し続けた場合には、運用開始時の資産がほぼ3.5倍になっているとのことです。

このリターンについては、分配金にかかる税金を考慮すれば、実際のリターンはもっと低いでしょう。
さらに、NASDAQ指数は、この26年間で8倍以上になっています。

米国優先証券への投資リスクとしては、主に、以下のようなものがあります。
1 米国の金利動向
2 発行体の業績
3 為替(米ドル/円レート)
株式と一緒ですね。

2866は、毎月分配型で、ここ2ヶ月は1口4円の分配金です。
一口当たり年間48円(4円×12月)とすれば、@913円に対しての分配金利回りは5.25%になり、高配当ではあります。
ただ、飛びぬけて高配当という程ではなく、また基準価格がジリ安傾向なのが、引っかかるところです。

興味本位で買ってしまいましたが、長期保有するのが適切か、疑問になってきました。
素直に、株式インデックスファンドを買う方がええんちゃうか。
債券を保有したいなら米国債ETFを買えばええし。
再検討します。

(追記) 
考え直しましたが、投資を継続します。
単純に債券に投資するよりも、リターンがいい金融商品なので。
円安リスクのヘッジもできますし。

債券代替投資として位置づけます。



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今週のひと言(2023.1.14)~円高進行、iDecoのスイッチングを開始!

くーすけです。

今週は、全般的にPFが持ち直しました。
特に、8316三井住友FGのおかげで、含み損が大きく減りました。
月曜日は、下げるのかもしれませんが。

円高が進行しています。
現時点では、米ドル/円が127円台です。
少し前まで150円近くだったのに、動きが急です。
来週の日銀会合がどうなるのか分かりませんが、今年は円高傾向となりそうです。

日本円を持つ個人投資家としては、円高時は、外国資産への投資のチャンスです。

その一環として、iDecoで外国株式を買い増すことにしました。

昨年、iDecoの外国株式を全部売却し、円定期にスイッチングしていました。
www.kuroneko-investor.com
その後は、円定期をキープしつつ、毎月の掛け金を外国株式の購入に充てていました。

最近の円高進行と、景気後退による外国株式の下落から、iDecoで外国株式を買い増すことにしました。
買う投資信託は「ニッセイ外国株式インデックスファンド」です。

時間をかけて、買っていきます。



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2023年の運用方針 ~勝ちにいこうとしない。

くーすけです。

まだ2023年の運用方針を書いていませんでした。

昨年までは、年初に目標数値を掲げたりしていました。
が、途中からあまり意識しなくなったり、実現不可能になったりして、意味ないなあと思っていました。

そんな中で迎えた2023年。
今年は、「負けない運用」で行きたいと思います。

2022年は、大きく勝ちにいこうとして、逆に損失を出してしまいました。
4934プレミアアンチエイジングや、今はなき6541グレイステクノロジーで失敗しました。
それらの背景には、「ここで、大きく勝とう!」という私の心理がありました。
今年は、相場環境が厳しいので、なおさらそういうのはしないでおこう。

具体的には、売り買いしないようにします、できるだけ。
(追記:欲を出して短期取引しないという意味です。)

ガツンと下げたときは、キャッシュを使って買うでしょうけど。
基本は、配当金を受け取るのみ。
じっとして、厳冬をやり過ごし、春の訪れを待ちます。

そういうスタンスであれば、少なくとも、確定利益ベースでは配当金の分だけプラスで終えることができます。
(含み損が膨らんでるかもしれませんが)



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鈍感力を発揮するには?

くーすけです。

ナスダック指数の1年チャート

昨日の記事で、この難しい相場の中で株を保有し続けるためには、鈍感力を発揮することが大事と書きました。
そのためには、どうすればいいか?

「投資をしたことを忘れる」
 → それが一番かもしれませんが、それができれば苦労しません。

「家族に証券口座の管理を任せる」
 → 自分だけでなく家族にも不安な思いをさせることになるかも。

「パスワードを変えて証券会社の口座に簡単にログインできないようにする」
 → これが一番マシかな、、、。

なかなか現実的なアイデアがないのが実情です。
自分としては色々考えて選んだ銘柄たちなので、「いつかは上がる」と自分に言い聞かせて、やり過ごすしかないようです。
株式関係から注意をそらすために、ブログの更新も減るかもしれません。



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今週のひと言(2023.1.7) ~今こそ、鈍感力!

くーすけです。
2023年最初の記事になります。

4日の大発会にガツンと下げ、5日・6日は市場全体としては反発しました。
が、私の持ち株は値下がりするものが多く、私にとっては厳しい状況でした。
特に、中小型株が中心の長期投資部隊の含み損が大きくなっており、投資済み資金に対する含み損率が約10%となっています。

こうした中、現金比率を高めるため、7990グローブライドを売りました。
必需品ではなく嗜好品であること、競合の激化が見込まれることからです。
安く買えていたので保有を続けていましたが、このタイミングで利益確定しました。

同社の主な事業領域は、釣り具です。
しかしながら、釣りを趣味としている私自身が、ダイワの釣り具をほとんど持っていません。
確かにダイワの釣り具は品質が良いと思いますが、釣り具屋に行けば、中国製?の安い釣り具も並んでいて、ついついそちらを買ってしまいます。
グローブライド有価証券報告書でも、事業等のリスクとして「競合の激化」が挙げられています。
既にそのリスクが顕在化しています。

会社としては、ブランド化するために、TV番組のスポンサーになったりして広告宣伝に力を入れていると思います。
ただ、ルイヴィトンのバッグのような商品供給を抑えてレア感を出すといった商品戦略を取りにくいので、なかなか難しいかなと思います。
7228デイトナでも感じましたが、やはり、BtoCのビジネスは、難しいなと思いました。

これで、長期投資部隊の現金比率が約40%になりました。
鎌倉投信と同じレベルです。
なかなか明るい光が見えませんが、今こそ鈍感力を発揮して、株価の動きに一喜一憂せず、保有株を狼狽売りしないように、頑張ろうと思います。



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2022年12月末の保有銘柄

くーすけです。
2022年も今日一日を残すのみになりました。

長期資産の推移ですが、日経平均よりはマシですが、S&P500指数には負けています。(為替は考慮していません)
何も考えずにS&P500指数連動のETFを買っていた方が効率的ということですね、、、。

さて、2022年12月末の保有銘柄の紹介です。

1.中期部隊
11銘柄、キャッシュ比率23%
日銀の政策変更をネットニュースで知って、負債の多い不動産株はむずかしくなるやろうと即断し、3003ヒューリックをその日のうちに売り切りました。
8316三井住友FGは、金利高メリットでセオリー通り上昇しました。ホールド継続です。

新たに、2866米国優先証券ETF、2993長栄、4489ペイロールを買いました。
2866米国優先証券ETFは、ドル預金の代わりです。ただ、もろに為替の影響を受けていて、直近の円高傾向で順調に下げています、、、。

2993長栄は、不動産管理と不動産賃貸の、直近IPO銘柄です。金利高の影響はあるでしょうが、賃貸は大半が住居物件なので、ヒューリックよりは安定性は高いかなと。

4489ペイロールは、買戻しです。
大手企業の給与計算代行で、こちらも堅実な事業内容と思います。

4063信越化学と4934プレミアアンチエイジングも売り切りましたが、薄利でした。4934プレミアアンチエイジングは、下方修正前に売ったので、幸いでした、、、。

1379 ホクト
2866 米国優先証券ETF
2918 わらべや日洋
2993 長栄
3104 富士紡HD
3436 SUMCO
4423 アルテリア・ネットワークス
4489 ペイロール
6963 ローム
8316 三井住友FG
9216 ビーウィズ


2.長期部隊
11銘柄、キャッシュ比率34%
7228 デイトナは、バイク趣味の人たち向け商品の銘柄であり、必需品とは言えません。景気が悪くなると買われなくなるおそれがあることから、考え直して、売りました。同種の銘柄に7990グローブライドも持っているのですが、こちらは安いところで買えているので、保有継続します。「趣味銘柄」は、グローブライドだけでいきます。

新規銘柄としては、5126 ポーターズを買いました。
直近IPO銘柄でセカンダリ投資できるところはないかと探していて見つけたのが、ここです。詳しくは、また後日に述べようと思います。

月中、4369 トリケミカル研究所も新たに買ったのですが、保有銘柄が半導体・エレクトロニクス関連に偏ってしまっていたので、相対的に割高なトリケミカル研究所を売って、調整しました。

3433 トーカロ
3695 GMOリサーチ
4082 第一稀元素化学工業
4216 旭有機
4251 恵和
4626 太陽HD
5126 ポーターズ
6967 新光電気工業
7808 CSランバー
7990 グローブライド
9386 日本コンセプト


これで、今年の記事は終了です。
読者の皆さん、どうぞ良いお年をお迎えください。



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