黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

2866 グローバルX 米国優先証券ETFの買い時到来か?

くーすけです。
ゴールデンウィークまっただ中で、あまり投資のことは考えずに過ごしていました。

が、海の向こう米国では、金融不安が高まっているとのことで、株が下げています。
私は、今のところ外国株式については、iDecoの積み立て投資のみで、まだ取崩しまで時間があるので、特に気にしていません。
日本株も下げるでしょうか、最近は異様に底堅いので、大崩れはしないかなと。

ただ、2866グローバルX米国優先証券ETFは、気になるところです。
原資産である、米国ETFのPFFDの値動きを見てみます。

PFFD(米国ETF)の6か月チャート(出典:SBI証券

金融不安の高まりを受けて、ここ3日ほど急落しています。
いわゆるナイアガラですね。

この水準が、どの程度のものなのか、もう少し長い期間のチャートで見てみます。

PFFD(米国ETF)の5年チャート(出典:SBI証券

コロナショック時は、16ドル辺りまで急落していました。
それに近いところまで来ています。
FRBの金融引き締めが終わらないと、戻らないんでしょうね。

リーマンショックの時はどうだったか?
PFFDは、設定が2017年9月なので、当時のデータがありません。
歴史の長い、類似のPFFでは?
sunpeg.net
この方のブログによれば、ショック前から70%下げたそうです。
とんでもないですね。

今回もリーマンショック並みに下げるとすると、PFFDでは、FRBの金融引き締め開始前のピーク(26ドル)の3割で、株価は7.8ドルになります。
現時点でも、ピークからすでに3割近く下げていますが、ここからさらに半値以下ですね。

逆に言えば、仮に1株8ドルで買えれば、2022年分配金合計の1.28ドルに対しては、利回り16%となります。
今回も、そういう暴落が来るかどうかわかりませんが、買い時が近づいていると言えそうです。

私はどうするか?
現時点で、511株を保有していますが、もちろん買い増していきます。
ただし、少しずつ時間をかけて。



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私の好きな株価チャートのパターン(マネはしない方が、、、)

くーすけです。

4月末の保有銘柄を眺めていて、大きな含み損になっている銘柄には共通点があるなと気づきました。
株価チャートが似ています。
自分への戒めのために、記事にします。
個別株投資で損をしたくない方は、参考になさってください。

1.右肩ダダ下がりチャート
 下は、昨年大損を出した、4934プレミアアンチエイジングです。
 「もうそろそろ底打ちやろう、ここから反発したら大きいで、大儲けや!」と鼻息荒く参戦するも、ダダ下がりで段々と意気消沈していきます、、、。
 今は、私が損切りしたときの株価よりも更に下げています。
 ホンマに、アカン奴です。

4934プレミアアンチエイジングの5年チャート(出典:マネックス証券

 過去には、7198アルヒ、今は亡き6541グレイステクノロジー、がこのパターンを示現し、被弾しました。
 現在保有中の株でこのパターンは、4176ココナラ、7370Enjinがあります。

7370Enjinの5年チャート(出典:マネックス証券

 これら、どうしようかな、、、悩ましい。

2.上昇から反転下落チャート
 チャート自体は、長期では右肩上がりだが、短期間で上がり過ぎた反動か、下げが深くなっているパターン。
 上場来高値更新とかのタイミングで、飛びつき買いしたパターン。
 
 下は、主力の4251恵和のチャートです。2021年11月まで大きな上げを演じた後、1年以上ダダ下がりで、ピーク時の半値以下となっています。私の取得単価は1,700円ちょっとなので、2割以上の含み損状態です。

4251恵和の5年チャート(出典:マネックス証券

 
 このパターンの保有株は、他に3695GMOリサーチ、6779日本電波工業、があります。

3695GMOリサーチの5年チャート(出典:マネックス証券

 このパターンの銘柄は、長期的な見通しは悪くないと思っています。
 含み損状態は気持ちのいいものではありませんが、頑張ってホールドすることを基本とします。

まとめ
株を買う時には、長期の株価チャートも重要な判断材料になると思います。
私の場合、欲深い性格のために、以前と比べて大きく値下がりした銘柄を見ると(えらい割安やん)と思ってしまう、逆張り志向が強いですが、それがあだとなってアカン銘柄をつかみ、資金を失うことが続いています。
株価チャートには、色々な投資家の投資判断が反映されるものです。
右肩下がりの銘柄には、投資家から何か敬遠される要素があることを示唆している可能性があります。
長期的に保有する株式は、極力、株価チャートが右肩上がりのものを選ぶようにした方が、間違いが少ないでしょう。
IPOセカンダリ投資を除く)



※ この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

2023年4月末の保有銘柄

くーすけです。
月末恒例の保有銘柄紹介です。

今月のマイPFは、大きく下落しました。
再び、日経平均に劣後してしまいました。
日経平均が非常に底堅かった一方で、主力どころの4251恵和と5126ポーターズがアカンかったのが主な要因です。
個別株投資をやる意味がないやん、、、。

日本製鉄を準主力に買い戻しました。
そして、3銘柄を新たに「いけす」に組み込みました。
シュッピンはリバウンド狙いです。
ファインズとGENOVAは、ともにIPOセカンダリ投資です。
株価が下げ止まって横ばい状態になってきたものの見直し買い狙いです。

ただ、ほぼフルポジションで、新しい銘柄を組み込むのはもうできません。



※ この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

カゴメ社債特典の野菜ジュースが届きました! ほか債券投資について

くーすけです。

今週、2月に買った「カゴメ 日本の野菜で健康応援債」の特典の野菜ジュースセットが届きました。

さっそく飲みましたが、トマトやニンジンが味を主張しつつ、フルーティーな味も感じました。
美味しく頂きました。
ただ、正規の料金は、15本入りで約4,500円、1本あたり300円弱なので、自腹で買うかどうか、、、。
この債券も、株主優待と同じく、自社の商品PR戦略の一環だと思いますが、効果はどうなんでしょうね。

ちなみに、私は、カゴメ株は持っていませんし、買ったこともありません。
野菜を主原料としているので、物価高で業績は厳しいようです。
良い会社だと思うので、頑張っていただきたいところです。

一方、同時期に買った「楽天モバイル債」ですが、約1%ほどの含み損になっています。
満期保有目的なので気にしないのですが、人気ないのですね。

あと、債券ついでに言えば、SBI証券ソフトバンクG劣後社債が売りに出ています。
SBI債と違い、なかなか完売になりません。
私は、買いません。
利率が4.75%とはいえ、35年債(最短5年)という条件があるからです。
最短の5年で償還されるのかもしれませんが、最長で35年も資金を拘束される可能性があります。
35年後と言えば、私は日本人男性の平均寿命を超えた年齢になっています、、、。
必要な時に換金できない(できるのかもしれないが、今の楽天モバイル債のように損失を出す)可能性があるものには投資したくない、というのが正直なところです。



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バフェットおじさん、次は何を買う? 私の予想

くーすけです。
花のきれいな季節です。

さて、先週は、バフェットおじさん効果か、日本株が堅調でした。

日経新聞の、単独インタビュー記事を読みました。
日本株への投資を拡大するつもりであること、複数の企業に注目していること、などが述べられていました。
ただ、本人は、どの企業を買うか、明言していません。

そのため、何人かの専門家による予想が示されていました。
記事では、「ROE」「割安感」「配当成長」といったものを基準に、メガバンク東京エレクトロン、NTT、不動産、鉄道、鉄鋼、海運などが候補とされていました。
なるほど。

ここからは、私の予想です。

何せ動かす資金の規模がデカいですから、中小型株は対象とはならないでしょう。
時価総額1兆円以上といった、大型株が対象となるでしょう。

次に、5大商社への投資に関して投資先との協業を歓迎すると言っていること、一度投資すれば10から20年は保有すると言っておりその間に人口減少が進む日本国内のみで事業活動を行う内需株はジリ貧になると予想されること、からグローバルに事業を展開する企業が好まれるでしょう。
不動産や鉄道は、南海トラフ巨大地震など日本固有の災害リスクもあり、選ばれないでしょう。

メガバンクは、ありうるでしょうね。
コロナ禍の頃からは、ずいぶんと上げてしまいましたが。

半導体関係や電子部品(NIDEC村田製作所など)も、日本が競争力を維持している分野ですから、ありえますね。

配当成長という意味では、鉄鋼や海運も可能性があります。まだ割安ですし。

NTTはあるかもしれませんが、国内メインだから可能性は低いと思います。

記事にはありませんでしたが、意外に、住友林業積水ハウス大和ハウスハウスメーカーもあり得るのではないかと。
グローバル展開していますし、高配当です。

あと、オリックス
5大商社と似ていて、いろんなものに展開しているところが、バフェット好みではないかと。

ということで、私の本命予想は、オリックスとしておきます。
次に、半導体関連。
大穴で、ハウスメーカー

みなさんは、どう思いますか?




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今週のひと言(2023.4.15)~持ち株の決算発表 & 3179シュッピン買い

くーすけです。
今週の東京株式市場は強かったですね。
バフェットおじさん効果でしょうか。
昨年、三菱商事伊藤忠商事を売ってしまったことが悔やまれます、、、。

そんな中で、持ち株の決算発表がありました。

3991 ウォンテッドリー
“シゴトでココロオドルひとをふやす”をミッションとしている人材関係会社です。
昨日、株価が急伸しました。今期の成長性が確認できたことが理由とのことです。
少し割高かなという気がしていますが、成長が続く限りホールドしようと思います。
ミッションもいいですしね。

7370 Enjin
さえませんね。
新卒採用など採用した人材が定着しなかったりして、戦力にできていないようです。
赤字ではないし復活に期待して、もう少しホールドをして様子を見ますが、株価は昨年来安値更新中です、、、。

7808 CSランバー
今期上方修正は必至でしょう。それでも、まだPER3倍弱。

このほか、5401日本製鉄を買い増したのと、3179シュッピンを新規買いしました。
シュッピンは、下方修正ののち、下げ止まってきたところに、月次売上の回復のニュースが出て、戻してきました。
打診買いです。



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9101日本郵船(海運株)への投資の目安(2023年4月版)

くーすけです。
海運株は、配当利回りの高さで人気です。
ただ、2024年3月期からは、運賃高騰による好業績も終わり、海運大手3社とも減益・減配が予想されています。

私は、これら3社の株は持っていません。
が、長期投資部隊で配当株の比率を徐々に高めていくつもりです。
その対象として適当かどうか、海運株の代表・9101日本郵船について考えてみました。

そういえば、以前も日本郵船について記事にしていましたね。
www.kuroneko-investor.com
今回、改めて考えてみます。

同社は、株主還元方針として、配当性向30%、一株配当金下限を100円に設定しています。
4月7日の終値@3,166円に対して、配当下限100円であれば、配当利回りは約3.1%です。
配当利回りとしては普通の水準です。

2024年3月期の会社四季報予想や市場コンセンサスによればどうか。

会社四季報予想通りなら、配当利回りは10.3%です。
ただ、会社四季報の予想は、往々にして強気すぎるので、注意が必要かと(当てにならないことが多い)。

市場コンセンサス通りなら、配当利回りは約5.3%です。
確かに高配当ではあるけど、5401日本製鉄や5334日本特殊陶業など、他にも6%を超えている銘柄もあり、珍しくはありません。

また、世界中で、新しく建造された輸送船が、2023年・2024年に稼働開始するそうです。
そうなると輸送能力の供給が増えて、運賃の押し下げ要因となります。
2024年3月期並みの業績を、2025年3月期以降も維持できる保証はありません。

私の結論。
現状からもう少し下げたら、配当利回り6%となる@2,800円割れからなら、投資対象として考えられるかな、、、。



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