黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

年の瀬に、2020年の大反省会(その2)

くーすけです。
2020年の大反省会の続きです。

今年の損失は、「売るべきでないタイミング(=みんながパニックから株を売ろうと出口に殺到しているとき)に売ってしまったこと」で生じました。

逆に、こういう時に買う側に回ることが、利益の源泉になります。
私は、なぜそれが出来なかったか。
その時に、キャッシュがなかったからです。
PFにキャッシュを残しておくことは大事とよく言われますが、まさにその通りです。
ひふみ投信の藤野氏は、2021年の相場展望の中で、キャッシュ比率3割以上を推奨されています。
私が積み立てをしている鎌倉投信は、だいたいキャッシュ比率4割程度です。
超長期投資部隊は、現時点で、15%のキャッシュ比率です。
もう少し増やした方がいいのかと悩んでいます。
当面は、配当金を再投資せずにストックして、キャッシュ比率を上げていきます。

損切りについては、超長期投資には不要という意見もあり、判断が難しいところですが、既に保有している銘柄は、保有し続けると覚悟するしかないでしょう。
いずれ株価は回復すると信じて。
精神的にとても難しいとは思いますが・・・。
精神的負担を軽くする対策としては、一つは、あまり株価を見ないことだと思います。
ついつい株価をチェックしたくなりますが、それが余計な感情(欲望または恐怖)を誘発してしまいます。
三井住友DSアセットマネジメントの苦瓜達郎氏が言われる「気絶投資法」が、一番強いのでしょう。

個人投資家株式投資で勝つには、株式市場がボロボロになったときに買い、そのまま気絶したようにそのことを忘れてしまうのが、「王道」です。これを私は「気絶投資法」と呼んでいます。
出典:「ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること」苦瓜達郎、2017年

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なお、超長期投資部隊の銘柄たちを買い込んだのが、2020年11~12月にかけてです。
その時期が、苦瓜氏の言う”株式市場がボロボロになったとき”と言えるのかどうか。
7年後配当利回りという考え方で、割安なものを選んだつもりですが、とても安いとまでは言えないですね。
2023年にかけて株式市場がバブル化したら、超長期投資部隊の銘柄の一部を利食いするのも、ありかなと思っています。
山本潤氏も、その著書で、それも有効な手段だとされています。

それと、私は、超長期投資部隊全体を一つの銘柄(=チーム)とみなして、含み損益を見ています。
4423アルテリア・ネットワークスや3665エニグモあたりが、最近軟調です。
平均買値から10%以上下落していますが、PF全体では含み益状態なので、放置しています。
これら銘柄は、業績に変調をきたしている訳ではなく、需給要因で軟調なだけだと思っています。
年末特有の損出しの売りが軟調な要因の一つだと思っているので、むしろ買い増ししています。

とりとめもなく書いてきましたが、続きはまた後日。

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同じ失敗は繰り返さない