くーすけです。
今回は、私が投資している鎌倉投信について、思うところを書きます。
鎌倉投信は、「いい会社に投資する」を信条とする「結い2101」という直販型投信を運用しています。
最近でこそ、SDGsやESG投資が知られるようになりましたが、早くから株式投信にそういう「きれいごと」を持ち込んだ異色の存在でした。
私にも子供がいますが、将来、子供たちが良い環境や社会で暮らしていけるようにしてやりたいと思います。
私のお金を資本(株式)に変えて、それが実現するよう経済活動を方向付けていくことができるという点で、この投資哲学に共感し、2017年から積立投資を行ってきました。
ただ、資産運用である以上、リターンは確保したいところです。
この点については、残念な結果です。
前にも述べたように、同じアクティブ運用の「ひふみ投信」とは、かなり差がついています。

なぜか?
一つは、「結い2101」はキャッシュ比率が非常に高いからです。
2021年1月末時点では、キャッシュ比率は45%です。
上げ相場の時も、リスク資産の55%部分でしか、その恩恵を受けられない。
鎌倉投信自体が、投資家に対して、年4%の目標リターン(信託報酬控除後)と言っています。
このリターンをどうとらえるかは、各人の考え方次第でしょう。
一方で、キャッシュ比率が高いことは、高ボラティリティ局面において、リスク低減効果が大きいということでもあります。
つまりは、資産の振れ幅が、良くも悪くも小さい。
これが、「結い2101」の大きな特徴です。(以下のTOPIXとの比較表を参照)

<次に続く>
※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。