黒猫くーすけの資本家への道

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米国長期金利の上昇とそれへの対応(その2)

くーすけです。
米国長期金利の上昇への対応シリーズ2回目です。

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金利上昇で相場が荒れる?

米国の実質長期金利の上昇が株価調整または株価ピークアウトの要因になり得ることに対して、日本の個人投資家として、どのように備えるべきか?

米国の期待インフレ率や名目金利をウォッチしてヤバくなったら逃げる、というのが王道でしょう。
でも、情報収集するにも英語がよく分からないし、記録するのもメンドクサイ。
集めたデータをどのように解釈したらいいかも分からない。
(猫は難しいことが嫌いです)

長期金利が一定水準(例えば、期待インフレ率とされる2.2%の少し手前の2.0%辺り)に達したら機械的に警戒モードを発動するという方法もあります。ただ、分かりやすいですが、目標まで金利が上がる前に株価がピークアウトしてしまう可能性もありますね・・・

そのほか、ナスダック指数やS&P500指数といった株価指数そのものを定点観測する手もあります。
指数に継続的に影響力を与えられるのは、概ね、機関投資家ヘッジファンドのようなビッグプレーヤーです。
彼らはとても賢いし、情報量も多いでしょう。
金利動向を含めマーケットを日々ウォッチしている彼らは、マーケットが変調をきたしたと判断すれば、すぐに行動し、それは少し遅れて指数に反映されるでしょう。
指数自体を見ていれば、ビッグプレーヤーの投資判断がある程度つかめるかもしれない、ということです。
そして、それに合わせて、自分の投資ポジションを調整していく。
でも、その「ビッグプレーヤーの投資判断」をどのようにして読み取るのか、技術が要りそうです。

そういう意味では、市場の波を気にせずに長期積立を淡々と行うことが、最も優れた対応かもしれません。
特に、時間がある若い人にとっては。

(続く)

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。