くーすけです。
ここのところ、連日、何通も株主総会の招集通知が届きます。
総会後に株主通信を送ってくる企業が多く、総会資料自体は白黒印刷の簡素なものも多いです。
しかし、中には、総会資料に力を入れている企業もあります。

そのうちの一つが、ツムラ。
なんと、冊子になっています。
それぞれの漢方薬の品別売上高の前年比較や、役員から社員までの各階層別の人材育成の方針まで載っています。
これほどまで総会資料に力を入れている企業を、私は初めて見ました。
伊藤忠商事の資料も印象的でした。

株主総会資料に加えて、補足資料が同封されていました。その表紙には、岡藤会長の直筆毛筆サインが。
ご丁寧に、5大商社との業績比較・株価比較や、中期経営計画の説明、Q&Aまで載っています。
株主に対して説明しよう、理解してもらおうとする企業の姿勢が垣間見えます。
簡素な総会資料がいけないわけではありません。
そんなこと?に費用をかけるよりは、成長に資金を投じたいという企業もあるでしょう。
そこは、各社のカラーですが、株主としては、ツムラや伊藤忠は印象に強く残りますね。