黒猫くーすけの資本家への道

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4389プロパティデータバンク(超長期)

くーすけです。
今日は、超長期投資部隊の持ち株である4389プロパティデータバンクについて、少し紹介します。
といっても、IR資料に書いてある事くらいしか書けませんが。
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ここは、不動産管理に関する業務ソフトウェア(@プロパティ)をクラウドで提供し、不動産オーナーや管理会社の業務効率化を支援することが主業です。
ソフトウェア会社らしく、営業利益率が高く、成長性も有していることから、前から目を付けていました。
しかも、ここは、いったん導入したら、継続的に利用料を頂けるストック型ビジネスモデルである点も魅力でした。
不動産管理は景気が悪くなっても業務がなくなるわけではありませんので、売上は堅調なはず。
売上のもう一方の柱は、@プロパティの初期導入に係るフロー型売上です。これは景気状況や顧客の設備投資意欲に左右される面があります。
私は、株価が1,600円を切ってくれば割高感が薄れるなと考えて、継続ウォッチしていました。

今期1Qは、コロナ禍でフロー型売上が先送りになったことで、減収減益となり、大きく売られました。
不安ではありましたが、ストック型売り上げは1Qも増加していたことから、ここは一時的なものだろうと判断し、この時期に購入を開始しました。

長期的な成長性については、海外展開は難しい業種だと思うので、国内にマーケットの伸びしろが十分にあるかどうかにかかっていると思います。
この点に関して、同社から7月29日に「事業計画及び成長可能性に関する事項」というIR資料が出ています。
これによると、REITやファンド分野では、既にデファクトスタンダードを確立。(→今後は売上の劇的な伸びは見込めない)
一般事業会社等の分野(総合ビル管理会社を含む)は「高度な不動産管理を求める顧客層など尚も膨大な拡大余地あり引続き新規開拓及び新たな業種への展開を進める」そうです。
同社が見込むターゲット建物が、約3400棟と推測されるところ、まだ115棟、約3%しか顧客にできていないそうです。
このことから、同社は、拡大余地は大いにあると見込んでいます。

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売上の拡大余地が大きい(らしい)

ビジネスモデルが強く(スイッチングコストが高そう)、不況耐性もありそうだ、売り上げの拡大余地もある、ということで、私は、今の水準のうちに、同社株をもう少し買い増そうと思っています。

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。