黒猫くーすけの資本家への道

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【決算チェック】7820二ホンフラッシュ 2022年3月期2Q決算(評価:〇)

くーすけです。
【決算チェック】第3弾は、7820二ホンフラッシュです。
ここは、IRにあまり熱心でなく、情報開示が少ないです。
一昨日、中間報告書が送られてきましたが、A4ペーパー両面1枚だけです。
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愛想ないなー、もう少し何とかならんもんですかね。

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7820二ホンフラッシュの20年チャート(出典:マネックス証券

9月に、直近安値を割り込みました。
中国の不動産会社の経営危機が伝えられていた時期で、同社の受注への悪影響を懸念しての売りと理解しています。
投資家のそういう心配に対して、2Q決算短信では「豊富な受注残と十分な与信管理により事業リスクは発生しておりません」と述べています。
それはいいけど、9月末時点の受注残高とか、それを裏付けるエビデンスは示さないのか。
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と思って、有報を見たら、受注状況のデータがありました。失礼!
前年同期比で+15%超の受注残高ですね。
中国に工場を新設する強気な姿勢は、こういう背景からなんでしょうね。
ただ、今後も好調が続く保証はありませんが。

同社は、2013年3月期以降、営業利益率が約15%辺りで推移しています。
製造業でこの数字は、凄いことだと思います。
しかも、中国市場という巨大なマーケットに深く食い込んでいる。
海外売上の大半を中国であげていますが、いずれは中国以外のマーケットにも進出していくでしょう。
徳島県が本社の、時価総額300億円ほどの地方企業ですが、立派なグローバル企業です。

また、将来「メタバース」のように、人間の行動場所が、現実空間からサイバー空間に移行していくとしても、依然としてリアルの家は必要で、家にはドアが要るでしょう。
ドアの需要がなくなるとは考えにくいですよね。

私は、超長期投資部隊に組み入れていて、今は含み損状態ですが、保有継続です。
超長期で大きく成長してくれることを期待しています。

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

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