黒猫くーすけの資本家への道

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2032年、配当金収入5倍化計画を考える(その5)

くーすけです。
年をまたいでの計画検討です。
10年間で配当金収入を、64万円から300万円に引き上げる計画です。
今回は、それに必要な運用利回り・配当金収入成長率を計算しました。
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(過去の記事はこちら)
2032年、配当金収入5倍化計画を考える(その1) - 黒猫くーすけの資本家への道
2032年、配当金収入5倍化計画を考える(その2) - 黒猫くーすけの資本家への道
2032年、配当金収入5倍化計画を考える(その3) - 黒猫くーすけの資本家への道
2032年、配当金収入5倍化計画を考える(その4) - 黒猫くーすけの資本家への道

配当金収入の面から

毎年の配当金収入を17%ずつ増やせられれば、10年で300万円(5倍化)に到達します。
単純に考えれば、目標達成にはEPSが年17%成長する株を保有し続ける必要があります。
もちろん配当金が増える要因には、EPSの成長だけでなく、配当性向の引き上げもありますが、限度があります。
やはりEPSの成長が最も重要です。

私が、先月から高配当株を売り、中小型成長株にシフトした理由が、まさにこの点です。
成長の鈍化した大型高配当株(5020ENEOSや8306三菱UFJフィナンシャルグループ)を外し、IPOセカンダリ投資を始めたり、株価低迷する中小型株の買いに動きました。
要は、10年で株価(配当金)が5倍化する可能性の高い株にシフトしたということです。

運用資金の面から

運用資金自体に着目すると、2250万円を10年で約2.2倍の約5,000万円に増やし、その時点で年6%の配当利回りがある株式・REITを買うという方法もあります。
その場合は、年8%の成長で良いことになります。
年17%成長を続ける銘柄を探すよりは、ハードルが下がりますね。
その時点で年6%の配当利回りの株式が数多くあるかどうか、、、という問題はありますが。

長期投資部隊の実際の運用

時価総額が百億円以下のマザーズ銘柄などには10年で5倍化を期待し、時価総額が数百億円あるような銘柄には10年で2倍強の成長を期待します。
また、大型株でも既に配当利回りが高く含み益も大きなものは保有継続します。
複数の手法を取り込んだ、ハイブリッド対応とします。

当面の対応

2022年から2024年あたりにかけては、中小型成長株の仕込みを優先します。
計画の初期であるのと、FRBの利上げが始まり、世界的に株価が低迷する時期があるだろうとの読みからです。
株価低迷期の方が、仕込みには適しています。
そのため、配当金収入は、上の表の目標額を下回る期間が続くことになりそうです。
上の表の「目標額」は、あくまで一定の率で配当金が増えていくという仮定を前提としているものです。
最初は「目標額」にリードを許すことになりますが、最後には「目標額」を大きく引き離して目標達成することになるでしょう。
今回は、この辺で。

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。
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