黒猫くーすけの資本家への道

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9386日本コンセプトが増配!

くーすけです。
今回は、12月決算の9386日本コンセプトを取り上げます。

同社は、5月26日に今期の増配を発表しました。
なんで今このタイミングなのかは釈然としませんが、何せ持ち株の増配はうれしいことです。

年間30円を35円にするというもので、配当利回りは約2.3%に上がります。
これだけを見ると高配当株とは言えませんが、私は同社株を長期投資部隊に組み入れています。(売ったり買ったりはしていますが)

同社について、先日の株主総会資料に以下の記載がありました。

当社グループは、危険物を含む液体貨物や各種ガスの大量輸送を可能とするISO標準規格のタンクコンテナを、長期に亘り繰り返し利用することにより環境にやさしい輸送サービスをグローバルに提供している企業

「長期に亘り繰り返し利用」を可能にするノウハウが同社の強みだと推察されます。
同社の売上高営業利益率の高位安定(15%前後)に、それが表れていると思います。

日本コンセプトの売上高営業利益率の推移(出典:マネックス証券

確か同社の成長戦略は、タンクコンテナの数を増やすことで、同業他社のシェアを奪っていくことが柱だったと記憶しています。
また、先日の株主総会資料に「お客様の啓蒙とトータルソリューションのご提案」という項目に、以下のような記載があります。

(国内での拠点整備により)ワンウェイの国内輸送による低コストでのサービスに加え、積載貨物の一時保管やタンクローリー等への移し替え、冷えて固まった貨物を加温をして溶かす等の付帯サービスをご提供できる能力が大きく向上しております。
また、フロンガスに絡むサービスでは、単なる輸送だけでなく、回収、再生、無害化までの処理を一括してお引き受けできる体制を構築しております。

要は、液体輸送や各種ガスを輸送する際に発生する様々なニーズにも対応し、事業を拡大していく方針が示されています。

同社は、グローバルでのシェア拡大と現行サービスの周辺領域への事業拡大を両輪として、長期的な売上拡大余地を十分に有していると、私は考えます。
そのようなことから、私は、長期投資部隊で主力を担える株として、期待しています。


※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。
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