黒猫くーすけの資本家への道

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【保有株メモ】超割安株の7808CSランバー

くーすけです。
今回は、持ち株の一つ、7808CSランバーについてコメントを。
ちなみに、私は、2022年5月期決算発表後に200株を買い、保有中です。

1.PER2.7倍の超割安株
2023年5月期の予想EPS1,086円に対して、8月5日終値は@2,941円です。
PER2.7倍です。
なかなかお目にかかれない倍率ですね。
木材業なんて、人口減少の日本では未来がないと思われていることの現れですね。

2.同社の強み
そのように、投資家から見捨てられているCSランバーですが、事業の柱は、住宅用建材のプレカット事業です。
前期では、売上の85%、営業利益の80%を占めています。
営業利益率は前々期の6%から前期15%に急上昇しています。
コロナ感染拡大による世界的な木材不足(ウッドショック)による木材価格の高騰がプラスに働いた形です。

CSランバー、2022年5月期決算説明会資料

注目すべきは、下から2行目「当社は「受注制限をしない」という会社方針を出し、既存先のみならず、プレカットを購入できずに困っている新規先にも協力」の一文。
そういう、困ったときはお互い様的な姿勢を持っていることに好感が持てます。
さらに、ウッドショックの時にも、何とか木材を調達できたということです。
仕入れ先と強いパイプを持っていて、非常時でも何とか仕入れることができる。これって地味ながら、強力な参入障壁なのではないでしょうか。
木材業は衰退産業と思われていて、全体としては確かにそうなのでしょうが、同社は残存者利益を得られそうと感じました。

3.同社株上昇のカタリスト
将来の配当利回りです。
同社は、配当性向20%を目指すとしています。(今期は8%)
10年後の2032年5月期には、純利益28億円以上を目指すとしています。
株式数が変わらないのなら、EPSは約1,500円(ほぼ前期並み)です。
ということは、1株配当は300円となり、現状株価に対する配当金利回りは10%を超えます。
それが現実化していく確度が高まれば、株価は上がっていくでしょう。
それが、私の考える同社株上昇のカタリストです。
(今期は減益予想なので、当分はアカンでしょう)


※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。
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