くーすけです。
ここのところ、持ち株の本決算や四半期決算の発表が続いています。
印象としては、思ったほど良くないものが多いような、、、。
さっそく見てみました。
まず、4626太陽HDです。

ここの主力のエレクトロニクス事業の四半期ごとの売上推移です。
一目で見て、3Qが、前年同期・前四半期と比べて、減っていることが分かります。
メモリの不振、主要マーケットである中国のロックダウンなどが要因と思われます。
損益計算書を見ると、販管費が増えています、内容は分かりませんが。
(来期からは数%から40%の賃上げをするようなので、来期はもっと販管費が増えるでしょう)
営業外費用として、支払利息や為替差損も増えています。
今期は、1Qはまだ好調だったが、2Qで止まり、3Qで後退という状況です。
4Q次第ですが、通期でも減益になるかもしれません。
ここはしばらく我慢が必要な時期が続くな、という印象です。
為替差損は、4082第一稀元素化学工業などでも出ています。
これまで円安が業績のかさ上げに寄与していました。
が、それが無くなり、逆に為替が業績の下押し要因になっているのが散見されます。
外需の多い企業にとっては、厳しい状況です。
これからどうなるか。
米国の今後の金利推移にもよりますが、SOX指数は、2022年10月が底でした。
米国のハイイールド債スプレッドも、少しずつ縮小してきています。
中国経済の正常化を織り込んでか、銅価格も上げてきています。
私は、以上のデータから、2022年10ー12月期が、景気のボトムだったのではないかと見ています。
それが表れてきているのが2022年10-12月期決算ですから、良くないはずです。
しかし、それはもう過去のこと。
2023年1-3月期は、もう少し良い内容になるのではないかと期待しています。
※ この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。↓クリックしてもらえると励みになります。
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