黒猫くーすけの資本家への道

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9101日本郵船(海運株)への投資の目安(2023年4月版)

くーすけです。
海運株は、配当利回りの高さで人気です。
ただ、2024年3月期からは、運賃高騰による好業績も終わり、海運大手3社とも減益・減配が予想されています。

私は、これら3社の株は持っていません。
が、長期投資部隊で配当株の比率を徐々に高めていくつもりです。
その対象として適当かどうか、海運株の代表・9101日本郵船について考えてみました。

そういえば、以前も日本郵船について記事にしていましたね。
www.kuroneko-investor.com
今回、改めて考えてみます。

同社は、株主還元方針として、配当性向30%、一株配当金下限を100円に設定しています。
4月7日の終値@3,166円に対して、配当下限100円であれば、配当利回りは約3.1%です。
配当利回りとしては普通の水準です。

2024年3月期の会社四季報予想や市場コンセンサスによればどうか。

会社四季報予想通りなら、配当利回りは10.3%です。
ただ、会社四季報の予想は、往々にして強気すぎるので、注意が必要かと(当てにならないことが多い)。

市場コンセンサス通りなら、配当利回りは約5.3%です。
確かに高配当ではあるけど、5401日本製鉄や5334日本特殊陶業など、他にも6%を超えている銘柄もあり、珍しくはありません。

また、世界中で、新しく建造された輸送船が、2023年・2024年に稼働開始するそうです。
そうなると輸送能力の供給が増えて、運賃の押し下げ要因となります。
2024年3月期並みの業績を、2025年3月期以降も維持できる保証はありません。

私の結論。
現状からもう少し下げたら、配当利回り6%となる@2,800円割れからなら、投資対象として考えられるかな、、、。



※ この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。↓クリックしてもらえると励みになります。
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