黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

ブログ終了のお知らせ

くーすけです。

このブログは2020年9月に開始して、ちょうど3年経ちました。
3年もよく続いたなと感心します。
基本的には週2本のペースで、何か書いてきていましたので。
が、いったん、このブログを終了します。
私の体調が理由です。
2週間後に再検査です。


写真は、昨日撮った秋の空です。
空気が入れ替わって、天高い爽やかな青空です。
「戻らない青が 惜しみなくくれた 時間を覚えていたい」
昔聞いた歌の歌詞が、ふとよみがえりました。

人間にとって、最も大事なものは、時間と健康だと思います。
今この瞬間は、二度と戻ってきません。
私は、時間を、ブログ執筆とは別のことに使いたいと思いました。

もし、体調が回復すれば、またブログを再開するかもしれません。
その時まで、皆さん、ごきげんよう


※ このブログ記事たちは、9月中には削除します。
 維持にもコストがかかるので。

【損失確率を減らす売買技術の実験②】一時的な価格のゆがみを利用する~8984大和ハウスリート編

くーすけです。

先週買ったシスメックスですが、値下がりして、現在含み損状態です、、、。
そう簡単にはいきませんね。

【損失確率を減らす売買技術の実験】シリーズの第二弾です。

先週、大和ハウスリートの投資口売り出しが発表されました。
実質的な運営主体である、大和ハウス工業が、その保有する投資口の一部を売り出すというものです。
これを受けて、投資口価格は急落しました。
需給悪化を懸念しての下げ、と言われます。

大和ハウスリートの6ヶ月チャート(出典:マネックス証券

このリートは、向こう1年間の分配金は、11,300円と公表されています。
現在の日本国10年債利回りが0.65%、リスクプレミアム(リスク資産を買うための上乗せ利回り)を3.5%と見込むと、
11,300円÷(0.65%+3.5%)=272,289円≒272,300円
が、現時点での適正価格と考えられます。

266,000円辺りまで売り込まれた価格は、適正値を下回る水準であり、安いと判断しました。
また、このようなケースでは、売出価格が決まれば、徐々に元の水準に戻っていくことが多いです。
そこで、平均買値@266,500円で10口、買いました。
一気に大きな金額を入れました。

この取引ですが、そう大きなリターンは期待できません。
以前も書きましたが、金利上昇が見込まれる局面では、リートは厳しいと思います。
値幅として、3ヶ月くらいで1.5万円取れれば御の字かな、というくらいです。
ただ、再現性はある手法だと思っています。



※この記事は私の個人的見解であり、投資は自己責任でお願いします。

【損失確率を減らす売買技術の実験】下値不安の少ない銘柄を買う~6869シスメックス編

くーすけです。

保有残高を軽くした後も、市場が好調で、複雑な気持ちです。
ただ、自分を見つめ直す機会ととらえています。

自己分析をする中で、思ったことは、
「自分はせっかち」「長期投資より中期投資の方が好き(結果が早く出るから)」「配当よりキャピタルゲイン
といったことでした。
長期投資のグループに登録しておきながら何ですが、、、。

理屈としては長期投資の方が成績良好なのは知っているので、長期投資に精神を慣らしていく必要があるなと思っています。
一方で、単純な長期投資は退屈なので、他に「退屈しのぎ」が要るなと。
少し前までは、長期投資部隊のほかに中期投資部隊を持っていましたが、それはそれで自分に向いたやり方だったなと気づきました。

そこで、中期的な取組みを復活させ始めています。
その一つが「うねり取り」です。
ボックス圏で上下動する銘柄をボックスの下限で買い、上限で売る、それを繰り返すスタイルです。

好き勝手なやり方では進歩がないので、勝つ確率が高い投資技術、損失確率を減らす売買技術を身につけたい。
エビデンスや方法論を言語化したうえで取組んでいく、それならば何か得られるだろうと考えました。

対象銘柄は、6869シスメックス、にします。
言わずと知れた、医療機器製造販売の世界的優良メーカーです。
増収増益基調を維持しています。
長期チャートでは、株価はうねりながら、徐々に下値を切り上げていっています。
最近では@8,000円近辺が下値支持線になっているように見られます。

シスメックスの10年チャート(出典:マネックス証券

2024年3月期1Q決算が失望されたということで、急落して@7,500円くらいまで下げました。
今は、その急落から反発しようとしている局面のように見えます。
ここで買っても、ここから大きくは下げないだろう、損失<利益 のが確率が高そうだ、と考えました。

シスメックスの6ヶ月チャート(出典:マネックス証券

そこで、この戻りのうねりを取ろうと考え、購入しました。

投資計画です。
・@8,000円以下で最大300株まで買い、@10,000円近辺で売る。
・買い増しは、含み益になっている状態で行う。(ナンピンはしない)
・投資期間としては2024年8月まで。
・含み損率が△5%より悪化した時点で成行で売る。

さてさて、どうなるか。



※ この記事は私の個人的見解であり、投資は自己責任でお願いします。

2023年8月末の保有銘柄

くーすけです。
月末恒例の保有銘柄紹介です。

まずは資産推移から。

日経平均は微減、マイPFは微増でした。
このPFが出来てから今月でちょうど一年。
この一年で、マイPFは+4.6%のパフォーマンスでした。
日経平均は+16.1%で、日経平均に大きく劣後している状況は変わりません、、、。
ただ、最主力の4251恵和が持ち直してきていることが希望です。

次に、保有銘柄一覧です。

8月は、先日も述べたように、保有残高を減らしました。
いきなりゼロにするようなことはせず、保有残高の少ないものを中心に、保有銘柄数を減らしたという感じです。
この銘柄整理で、若干の売却益を出しました。

新規銘柄としては、5257ノバシステムと5127グッピーズは、IPOセカンダリ投資として。
4028石原産業は、2年来高値更新銘柄として。
いずれも中期的な目線から買いました。



※ この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

保有残高を減らしていきます

くーすけです。

夏の終わりの空に

夏の終わりの風物詩ともなった、ジャクソンホールFRBパウエル議長の講演が終わりました。
『インフレ率が高すぎる』と発言されたそうですね。
米国のインフレ率は直近で3.2%ですが、2%近辺まで下げたいみたいですね。

世界各国の状況をまとめました。

米国:FRBはインフレ抑制を重視【逆金融相場】
欧州:ECBは金融引き締め姿勢を維持【逆金融相場】
中国:不動産不況を起点としてバランスシート調整中、デフレ経済突入【逆業績相場?】
日本:超金融緩和政策からの出口が見え始めた【逆金融相場の入口付近】

米国は、要するに、景気が冷え込んだとデータで確認できるまで金融引き締め(高金利、量的引き締め)を続けるよ、と言っている訳です。
利上げは次で最後かもしれないけれども、金利状態が長く続く可能性があります

米国は、【逆金融相場】です。
日本も、それに近づいています。
セオリー通りに行けば、いずれも次に来るのは【逆業績相場】になります。
不況になります。今回は、それに中国経済の不振が輪をかけるかもしれません。

私の長期投資部隊の、配当金収入や含み損益も考慮した年初来パフォーマンスは、昨日時点で、+2%ほどです。
一方で、日経平均の年初来パフォーマンスは+21%。
相変わらず下手くそです。

私自身の銘柄選定技術は、自分で言うのも何ですが、旭有機材やポーターズといった銘柄を保有できていることから、平均的レベルと考えています。
私に足らないのは、株式投資の売買技術(買い方、売り方、ポジションの作り方・維持の仕方、など)と個人投資家としてのメンタルなんでしょうね。

まもなく世界的な不況が来るかもしれない今の時点で、この体たらくでは、実際に不況になって株価が下がれば精神的に耐えられないな、、、と思いました。
長期保有部隊の資金は、老後資金に充てる予定のものだからです。
大きな損失は避けなければならないからです。

そこで、まだ投資成績がプラスのうちに、長期保有部隊の保有残高を減らしていくことにしました。
そのうえで、老後の生活設計をどうするか、改めて考え直します。
長期保有って難しいですね、、、、、
(このブログも、保有残高が少なくなれば、終了するかもしれません)



※ この記事は私の個人的見解であり、投資は自己責任でお願いします。

核融合発電が実用化したら、、、

くーすけです。
最近、テレビや雑誌などで、核融合反応を使った発電について目にしました。
核分裂反応を使った今の原子力発電と違い放射性物質を出さない、海水から発電できるから材料はほぼ無尽蔵、などと夢のような技術です。
早ければ2035年にも実用化、といった報道もあります。

もしこれが実現したら、世の中のありようが一変しますよね。

まず、脱炭素(地球温暖化)は一気に解決の道筋がつくでしょう。
火力発電(ついでに原子力発電も)やガソリン自動車は、要らなくなります。
クルマは一気にEVに置き換わるでしょう。

原油LNGの需要は、大きく減るでしょう。
原油は、プラスチックなどの材料なので、需要がゼロになることはないでしょうが。
(ただ、プラスチックはプラスチックで、違った問題あります)
原油LNGの輸出で潤っている諸国(中東、ロシアなど)は、一気に凋落するでしょう。
一方で、海に囲まれた日本は、一気に「資源国」となります。
国際的な発言力が高まるでしょう。

海水のくみ上げ過ぎで、海水が減ってしまうと、それはそれで何か異変を招きそうな気もしますが、、、。

あと15年ほどで、こういう技術が実用化するのであれば、私の保有株にも、それを見据えた銘柄を組み込んでおく必要がありそうです。
どんな銘柄があるんかな、重電関係でしょうかね。
ネットを見ていると、早くも関連銘柄の記事があり、発電でレーザーを使うからか6965浜松ホトニクスなどが紹介されていました。
kabu.com


逆に、1605INPEXなど原油・ING権益企業は、大ダメージでしょう。
また、内燃機関関係(ガソリン車関係)の企業も、EV化が一気に進むでしょうから、厳しいでしょうね。

どんな企業が興ってくるか分からないので、インデックスファンドを買っておけば、無難ではあります。



※この記事は私の個人的見解であり、投資は自己責任でお願いします。