黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

決算発表を受けての対応

くーすけです。
今週は、台風7号がすごかったです。
風も、雨も、交通機関も。

さて、私の保有株ですが、期待外れの決算又は決算予想を受けて下落する銘柄が多かったです。
こちらの点でも、キツイ一週間でしたね、、、。
保有株のうち、7134アップガレージG、9340アソインターナショナルの2つを、現金比率を上げる意味からも、売却しました。

主力の一つ、5126ポーターズは、上げました。
予想外の20%増益決算だったからですが、こちらは当然ホールドです。
ポーターズについては過去に記事にしています。
www.kuroneko-investor.com

そして、最主力の4251恵和が2Q決算を発表しました。
決算発表前、@1,100円前後だったのが急に@1,000円辺りまで下げる局面がありました。
悪い情報が漏れてインサイダーが売っているのか?と心配しましたが、ほぼ想定内の内容でした。
株価も元の水準に戻って、とりあえずは一安心でした。
中期経営計画も発表され、以前に新聞記事で報じられた内容に沿ったものではありましたが、意欲的な内容でした。
まだまだ含み損が大きいですが、保有継続です。

中期経営計画の数値目標部分(出典:恵和Webサイト)

※この記事は私の個人的見解であり、投資は自己責任でお願いします。

5125ファインズを損切り

くーすけです。
言いたくないですが、毎日まいにち、暑いですね、、、。

さて、1Q決算を中心に、決算発表が続いています。
私の持ち株について言えば、総じて厳しい内容のものが多いです。
景気敏感型の銘柄が多いからかと少し反省しています。

それにつられて株価も下げるものが多いのです。
が、中には、6779日本電波工業のように、「悪材料出尽くし」として上がるものもあります。
4187大阪有機化学工業のように、M&Aされるのではという思惑で上がるものもあります。
ややこしいですね。

そんな中で、5125ファインズを損切りしました。
昨日発表された今期予想では47%減益。
将来の成長のために投資を優先させるから、とのことです。

持ち株には、こういう理由で、横ばい・減益予想を出してくる企業がいくつかあります。
5126ポーターズや7370Enjinです。
ポーターズは収益構造がストック型で業績に安定性があり、今の投資が将来の増益につながると期待できるので、ホールドしています。
(昨日の2Q決算では、25%の営業増益で、プラス・サプライズ決算でした。)
Enjinは、新卒採用人材が戦力になっていないことを背景にした業績低迷であり、将来の成長回復の心証が得られなかったので、損切りしました。

ファインズも、Enjinと似ていると判断し、PTSで損切りしました。
準主力だったため、それなりの損失を出してしまいました。
が、含み損の銘柄・額が増えるのは、恵和とGMOリサーチだけで十分です。
PFを、できるだけ含み益の銘柄で埋めたいと思っています。

また、損切りしましたが、ファインズも3-5年先を考えて割安な価格(今期予想PER10倍の@600円以下あたり)まで下がれば、買い直すかもしれません。

どのジャンルのJ-REITが売り込まれているのか?

くーすけです。
J-REITについて、もう少し。

J-REITでも、どのジャンルの銘柄が売り込まれているのか、調べてみました。

表は、運用資産タイプ別(総合型、複合型を除く)のNAV倍率をまとめたものです。
単純平均より、時価総額を加味した加重平均の方が、より実態を表していると思うので、併記しています。

予想通り、オフィス型(事務所主体型)が売られています。

物流施設主体型も売られていますね。
物流施設は、ECの普及を背景に建設されてきましたが、業界では飽和状態と言われて久しいです。
日銀の低金利政策もあり、物流施設主体型REITも買われてきましたが、潮目が変わったのかもしれません。

商業施設主体型・ホテル主体型は、コロナ明け、インバウンド再開で、宿泊需要が回復しているからか、買われてます。

住居主体型は、相変わらず、堅調ですね。

なお、表のデータは、JAPAN-REIT.COMさんのWebサイトから引用しました。
www.japan-reit.com



※この記事は私の個人的見解であり、投資は自己責任でお願いします。

しばらくはJ-REITは厳しそうですね

くーすけです。
酷暑ですね、冷たいものがおいしい時期です。

さて、7月末に、日銀が金融政策の修正を行い、事実上、長期金利1%までは容認する形となりました。
私は、日米金利差が縮小するので、米ドル/円は円高になると予想しましたが、実際は円安に振れました。
株価は、米国債の格下げが嫌気されたこともあって、下げました。
週明けも下げそうです。
金融政策の不透明感が無くなって、上がると思っていましたが、、、。
先を読むのは難しい、というか無理ですね。

ただ、J-REITが厳しくなりそうというのは、言えそうに思います。

昨日時点で、J-REIT全体の平均分配金利回りが4.15%まで上がってきました。
これは、J-REIT各銘柄の価格が下げていることを示しています。
これまで堅調だった物流系REITでも、分配金利回りが4%を超えるところが増えてきました。
(3281GLP投資法人、3487CREロジスティックファンド投資法人、など)
J-REIT各銘柄は、その資産のだいたい半分を借入金で購入しています。
当然、金利が上がれば、徐々にではありますが、支払利息が増えることになります。
だからといって、賃料の増額をテナントに要請できるかというと、素直にはいかないでしょう。
収入はあまり増えずに、コストが増える。
その分、分配金が減少するという構図です。

長期金利が今後どのような動きをするかにもよると思いますが、J-REITは、金利上昇局面にある限り、値上がり益を期待するのはなかなか厳しいと考えます。



※この記事は私の個人的見解であり、投資は自己責任でお願いします。

2023年7月末の保有銘柄

くーすけです。
まだ一日残していますが、月末恒例の保有銘柄紹介です。

まずは資産推移から。

日経平均とマイPFともに、微減でした。
マイPFは、パフォーマンスで、日経平均に劣後している状況は変わりませんが、、、。

次に、保有銘柄一覧です。

7月は、先日も述べたように、売り買いをしました。

売却は、含み益を失いそうになったもの(ウォンテッドリー、大阪油化工業、二ホンフラッシュ)や含み損のもの(Enjin)でした。
キャッシュを増やす目的もありました。
(大阪油化工業は、買い戻してもいいかなと思っています。)

購入は、含み益のあるものを買い増して、さらに利益を伸ばす目的で行いました。
三洋貿易と酉島製作所は、買い増しにより、準主力に昇格させました。
「いけす」銘柄でも、準主力にならないまでも、買い増ししたものもあります。

8月は、新たな銘柄を「いけす」に入れようと思います。
現在、その調査中です。


※ この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

2253グローバルX スーパーディビィデンド-US ETFについての私見

くーすけです。
いつのまにかグローバルX社の東証ETFが増えていましたね。

その中で、配当金好きの小生の目を引いたのが、2253スーパーディビィデンドーUS ETFでした。

(出典)楽天証券

アピールポイントは、以下の3つとのこと。
「米国株を対象とした低ベータ・配当利回り上位50銘柄へ投資」
「他のアセットクラスと比較して遜色ない、高い水準の配当利回りが期待」
「①年6回の決算 ②東証ETF ③1口あたり約1,000円」

早速調べてみました。
まずは、ETFの戦略コンセプトです。

(出典)楽天証券のPRページ

利回りです。4月末時点で7.22%とのこと、高利回りです。

(出典)楽天証券のPRページ


原資産である米国ETF・DIVの長期的な価格推移です。

(出典)グローバルX スーパーディビデンド-US ETF紹介動画


ん?長期的に見て横ばいですね。分配金込みでこのパフォーマンス?
となると、分配金除きでは??

DIVの10年チャート (出典)SBI証券

長期的に、右肩下がりです。
この他に、米ドル/円の為替という要素があるので、円ベースでは何とも言えません。
が、米ドルベースでは、この10年で分配金込みで、年2-3%のリターンと言ったところでしょうか。

うーん、物足りないですね、、、。
成熟した高配当銘柄を多く組み入れているからでしょうか。
まだ、分配金込みで右肩上がりの、2866米国優先証券ETFの方がいいように思います。
買うかどうかは様子見ですね。



※ この記事は私の個人的見解であり、投資は自己責任でお願いします。

私の負けパターン(買い増しの仕方編)

くーすけです。
私の長期投資部隊は、折からの好調相場を受けて、何とか若干の含み益状態です。
しかしながら、中には4251恵和のように、大きな含み損を抱えた銘柄もあります。

今のPFに限らず、私は投資歴のわりに成果を上げられていません。
どうしてそうなるのか?

今のPFをボーッと眺めていて、ふと思いついたことがあり、調べてみました。

表は、私の保有銘柄の買い増しの仕方に着目した分類です。

初回購入から1か月以内に複数回買い増しをした場合、または初回購入時の買値より安く買ったことがある場合では、先週末時点で含み益になっている比率が半分以下となっています。
今年のような好調相場にもかかわらず。
これら両方に当てはまる場合に至っては、14.3%(1/7)しか含み益になっていない。

これは、私の買い増しの仕方について示唆的なデータです。
要は、あまり間隔を開けず短期間に買い増しをして、しかも初回購入時より安く買っている傾向がある。
そういう銘柄の中には、下げトレンドにある銘柄やトラブル(下方修正等)銘柄が含まれていて、結果として損失につながる。
いわゆる”下手なナンピン”パターンになるのではないか。

この逆をすればいい訳であって。
初回購入時には十分に引き付けてから買う、そして含み益のある銘柄だけを買い増していく、ということが、私にとって重要なんろうな、と気づかされました。
他の投資家さんにとっては当たり前のことなのでしょうが、、、。



※ この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。