黒猫くーすけの資本家への道

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【損失確率を減らす売買技術の実験②】一時的な価格のゆがみを利用する~8984大和ハウスリート編

くーすけです。

先週買ったシスメックスですが、値下がりして、現在含み損状態です、、、。
そう簡単にはいきませんね。

【損失確率を減らす売買技術の実験】シリーズの第二弾です。

先週、大和ハウスリートの投資口売り出しが発表されました。
実質的な運営主体である、大和ハウス工業が、その保有する投資口の一部を売り出すというものです。
これを受けて、投資口価格は急落しました。
需給悪化を懸念しての下げ、と言われます。

大和ハウスリートの6ヶ月チャート(出典:マネックス証券

このリートは、向こう1年間の分配金は、11,300円と公表されています。
現在の日本国10年債利回りが0.65%、リスクプレミアム(リスク資産を買うための上乗せ利回り)を3.5%と見込むと、
11,300円÷(0.65%+3.5%)=272,289円≒272,300円
が、現時点での適正価格と考えられます。

266,000円辺りまで売り込まれた価格は、適正値を下回る水準であり、安いと判断しました。
また、このようなケースでは、売出価格が決まれば、徐々に元の水準に戻っていくことが多いです。
そこで、平均買値@266,500円で10口、買いました。
一気に大きな金額を入れました。

この取引ですが、そう大きなリターンは期待できません。
以前も書きましたが、金利上昇が見込まれる局面では、リートは厳しいと思います。
値幅として、3ヶ月くらいで1.5万円取れれば御の字かな、というくらいです。
ただ、再現性はある手法だと思っています。



※この記事は私の個人的見解であり、投資は自己責任でお願いします。