黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

保有残高を減らしていきます

くーすけです。

夏の終わりの空に

夏の終わりの風物詩ともなった、ジャクソンホールFRBパウエル議長の講演が終わりました。
『インフレ率が高すぎる』と発言されたそうですね。
米国のインフレ率は直近で3.2%ですが、2%近辺まで下げたいみたいですね。

世界各国の状況をまとめました。

米国:FRBはインフレ抑制を重視【逆金融相場】
欧州:ECBは金融引き締め姿勢を維持【逆金融相場】
中国:不動産不況を起点としてバランスシート調整中、デフレ経済突入【逆業績相場?】
日本:超金融緩和政策からの出口が見え始めた【逆金融相場の入口付近】

米国は、要するに、景気が冷え込んだとデータで確認できるまで金融引き締め(高金利、量的引き締め)を続けるよ、と言っている訳です。
利上げは次で最後かもしれないけれども、金利状態が長く続く可能性があります

米国は、【逆金融相場】です。
日本も、それに近づいています。
セオリー通りに行けば、いずれも次に来るのは【逆業績相場】になります。
不況になります。今回は、それに中国経済の不振が輪をかけるかもしれません。

私の長期投資部隊の、配当金収入や含み損益も考慮した年初来パフォーマンスは、昨日時点で、+2%ほどです。
一方で、日経平均の年初来パフォーマンスは+21%。
相変わらず下手くそです。

私自身の銘柄選定技術は、自分で言うのも何ですが、旭有機材やポーターズといった銘柄を保有できていることから、平均的レベルと考えています。
私に足らないのは、株式投資の売買技術(買い方、売り方、ポジションの作り方・維持の仕方、など)と個人投資家としてのメンタルなんでしょうね。

まもなく世界的な不況が来るかもしれない今の時点で、この体たらくでは、実際に不況になって株価が下がれば精神的に耐えられないな、、、と思いました。
長期保有部隊の資金は、老後資金に充てる予定のものだからです。
大きな損失は避けなければならないからです。

そこで、まだ投資成績がプラスのうちに、長期保有部隊の保有残高を減らしていくことにしました。
そのうえで、老後の生活設計をどうするか、改めて考え直します。
長期保有って難しいですね、、、、、
(このブログも、保有残高が少なくなれば、終了するかもしれません)



※ この記事は私の個人的見解であり、投資は自己責任でお願いします。