くーすけです。
さて、私の長期投資部隊の保有株ですが、「製造業(モノづくり企業)」が多くなっています。
29銘柄中、16銘柄が、製造業に分類される企業です。
このネット社会、AI全盛の時代にもかかわらず、です。
なぜか?
製品、サービス(アウトプット)が分かりやすい、理解しやすいからです。
IT関係のツールやサービスには、私の本業やプライベートでかかわりがないものが多く(分からないだけで本当はお世話になっているのでしょうが)、その良さやすごさを実感しにくいところがあります。
一方で、例えば、4251恵和でいえば、『ディスプレイの明るさを均一にするためにパネルに貼るシートが主力商品だ』と言えば、何となく分かります。今はパソコンやスマホが売れないらしいので、恵和もそれに引きずられて業績が悪いけど、サイクルがあるから後2-3年もすればまた業績が戻るだろう、と推測することができます。
(そう自分に言い聞かせて、大幅含み損状態を耐えています、、、)
もちろん、技術革新や消費者のニーズの移り変わりで、その製品やサービスが必要とされなくなるリスクはありますが、それはIT関係でも同じこと。
それに、特に素材系に当てはまることですが、産業の上流に位置する素材系は、製品の流行り廃りに関係なく、必要とされることが多いと思います。
例えば、4626太陽HDの主力商品は「ソルダーレジスト」です。
電子機器が発する熱などからプリント基板を保護する特殊インキのことですが、同社は、このインキで世界シェアトップです。
これは、プリント基板がある限り、必要とされるものです。
その時々で、売れる電子機器、家電は移り変わっていきますが、プリント基板を使わないものはありません。
景気サイクルの影響を受けるのは仕方ありませんが、同社の製品がすぐに必要とされなくなることは考えにくいです。
こんなことを考えながら、銘柄を選択しています。
※ この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。