黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

今週の売買(6/14~6/18)

くーすけです。
今週は下げました。
米国の金融緩和の出口が見えてきたのが嫌気された、ということなのでしょう。
予想された展開ではありましたが、いざ実際に下げると、含み益を削られるので、いい気はしません。

今週は、保有株を買い増ししました。
3665エニグモ、3550スタジオアタオ、3679じげん
の3つです。

エニグモは、1Q決算を受けて下げたところでの買い増しです。
業績的には順調なように思いますが、失望売りなのか、結構下げました。
対応としては、淡々と買い増すだけです。

昨夜の米国株が大きく下げています。
来週も下げて始まりそうです・・・
しばらくは軟調な相場が続きそうです。

不可解なのは、この場面で米国10年債利回りが低下していることです。
教科書的には、金融緩和が終わると認識されたら金利は上がりそうなものですが、ここのところ逆に下がっています。
今はリスク回避で債券買いが優勢だからか・・・???
私には分かりません。

3月期決算企業からの株主総会招集通知

くーすけです。
ここのところ、連日、何通も株主総会の招集通知が届きます。
総会後に株主通信を送ってくる企業が多く、総会資料自体は白黒印刷の簡素なものも多いです。
しかし、中には、総会資料に力を入れている企業もあります。

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ツムラからの株主総会資料

そのうちの一つが、ツムラ
なんと、冊子になっています。
それぞれの漢方薬の品別売上高の前年比較や、役員から社員までの各階層別の人材育成の方針まで載っています。
これほどまで総会資料に力を入れている企業を、私は初めて見ました。

伊藤忠商事の資料も印象的でした。

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伊藤忠商事からの株主総会の補足資料

株主総会資料に加えて、補足資料が同封されていました。その表紙には、岡藤会長の直筆毛筆サインが。
ご丁寧に、5大商社との業績比較・株価比較や、中期経営計画の説明、Q&Aまで載っています。

株主に対して説明しよう、理解してもらおうとする企業の姿勢が垣間見えます。

簡素な総会資料がいけないわけではありません。
そんなこと?に費用をかけるよりは、成長に資金を投じたいという企業もあるでしょう。
そこは、各社のカラーですが、株主としては、ツムラ伊藤忠は印象に強く残りますね。

今週の売買(6/7~6/11)

くーすけです。
今週は暑くて、梅雨はどこへ行ったんや~~という感じでした。
今週の売買です。

<中期投資部隊>
8766東京海上HD 売却
高配当株、業績も好調ということで期待して買いました。が、上値は重く、130日移動平均線を割って、同線自体も下向きに転じたということで、トレンドが悪化したと判断し、早々に見切りました。長期投資や配当再投資を目的とするのであれば、ホールドもあり得ますが、あくまで中期投資部隊なので、、、。

3550スタジオ・アタオ、7198アルヒ、8020兼松を買い増し

<超長期投資部隊>
9386日本コンセプト 売却
移動平均線から当面は下がりそうだったので、いったん売却しました。安くなれば、買い戻します。

3665エニグモ、4248竹本容器、7820ニホンフラッシュを買い増し

4536参天製薬 移管
中期投資部隊から移管。時価総額6200億円の大型株だが、眼科薬で世界のメジャープレーヤーになるという意思を明確にしていること、計算上の7年後配当利回りが6%を超えていることから、超長期保有に切り替えます。大型株なので、10年で配当も含めて2倍のリターンを得られれば良しとします。現有200株ですが、300株までの保有とします。


問題児?のアルヒは、先週末比では反発しました。
アルヒを切ることも考えましたが、底値圏での反発なので、トレンドに変化の兆しかもと思い、買い増ししました。

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

7198アルヒの中期経営計画2021について感じたこと

くーすけです。
昨年から私が手を焼いている銘柄の一つに、7198アルヒがあります。
業績は伸びています。コロナ禍の中でも2021年3月期は増収増益でした。
それなのに株価は下げています。
アルヒを、配当再投資部隊で保有し、先週、中期投資部隊でも買いました。
配当再投資部隊での購入価格は2000円を超えていて、現状では大幅含み損です・・・。

そのアルヒが、5月に中期経営計画を発表しました。
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内容は、すごく意欲的なものです。
「住宅ローン会社から、世界でも類を見ない総合的な住み替えカンパニーへ進化
圧倒的な知名度とCustomer Experienceのコンシューマーブランドになる」とあります。
数値的には、2031年3月期に、2021年3月期比で売上・税引前利益ともに約5倍化することを目標としています。
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これが実現できるかどうかは、もちろん分かりません。
少なくとも配当再投資部隊では保有し続けるので、株主としては、実現してほしいです。

ただ、私の第一印象は、「レッドオーシャンに突っ込んでいくんやな・・・」ということでした。
現在、アルヒは、住宅ローンのうち全期固定金利分野では、トップ企業でしょう。
しかし、不動産会社としては、競合が多数ひしめく中での新参者になります。
自分の経験的に、住み替えの中で住宅ローン会社が登場してくるのは、ある程度物件が決まってからです。「川下」になってからです。
初めから住み替えに関わるには、まず顧客がファーストコンタクトする媒体・チャンネルを有しておく必要があります。「川上」を押さえる必要があります。
会社側は、自社のネットメディア(ARUHIマガジン)等からコンシェルジュに誘導する計画のようです。
が、通常、顧客はまずホームズやスーモのような大手サイトにアクセスするでしょうから、そこに割って入るには、どこかの不動産会社をM&Aするとかしないと追いつけないのではないでしょうか。
コンシューマーサービス事業も、もう既にどこかがやっている内容でしょう・・・auとかJCOMとかも・・・と感じました。
実現は厳しそうとマーケットに受け止められたから、中期経営計画の発表後も株価が下げているのかもしれません。

厳しいことばかり書きましたが、以上が私の正直な実感です。
中計の実現にはあまり期待せずに、配当目的で株主を続けます。
アルヒにはぜひ、そんな私を良い意味で裏切るような快進撃を期待します。

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

今週の売買(5/31~6/4)

くーすけです。
6月になり、ボツボツと2月・3月決算の企業等から配当金が入金されています。

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少し前に分配金が届いた大和ハウスリート

そんな中ですが、今週も銘柄の入れ替えを実行しました。

<超長期投資部隊>
9386 日本コンセプト 買い
買い戻しです。割安度の基準は満たしていませんが、参入障壁の高い事業を営んでおり、今期以降はタンクの増強で業績の伸びが期待できることから、「高くても少しだけ買っておく」ことにしました。これも時間をかけて買っていくことになります。

3447 信和 売り
ここは超長期投資部隊編成当初からの保有銘柄で思い入れのある銘柄でしたが、悩んだ末に、売却しました。業績が伸びないこと、競合他社と比べた強みが今ひとつ見いだせないことが、主な理由です。今期予想も減益で、売上高が同じくらいの5年前と比べると営業利益が減っていて、競争の激化が推測されます。それが長期チャートにも表れています。
超長期投資部隊の構成銘柄の中で、長期チャートが右肩下がりなのはここだけです。長期の時間軸では、利益を増やし続けられる力を持つ企業かどうかがチャートに現れると思います。農林中金の奥野氏も、著書の中で、就活生に対する助言として「自分が入社したいと思っている会社の20~30年間の長期チャートは必ず見なさい」と述べておられます。

<中期投資部隊>
7198 アルヒ 買い
意欲的な中期経営計画を出してきたので、とりあえず100株だけ買い戻しましたが、ダダ下がりです・・・
業績的には上がってもおかしくないと思うのですが、買い増しするかどうか悩み中です。

8020 兼松 買い
商社なので景気回復の恩恵を受けられるだろうという思惑で買い戻し。

8059 第一実業 買い
兼松と同じ理由で買い戻し。

9381 エーアイティー 買い
海運も景気敏感株なので、その意味では、兼松や第一実業と同じ理由での買い戻し。

2021年5月末の保有銘柄

くーすけです。
5月が終わりました。
5月31日時点の保有銘柄です。
今月は、中旬の急落時に逆指値売り注文で売らされてしまったものが出ました。
下旬には全体的に底堅くなってきたので、キャッシュを減らして株式の比率を高めました。
そのため、4月末と比べて、中期投資部隊の顔ぶれが大きく変わりました。
高配当銘柄やディフェンシブ銘柄、大型株、逆張り狙いなどをバランスよく買ったつもりです。
ここからしばらくは堅調な相場になると見込んでいます。

<超長期投資部隊> 2021年5月31日現在、キャッシュ比率37%
1321 日経平均ETF
1716 第一カッター興業
3447 信和
3657 ポールHD
3665 エニグモ
4248 竹本容器
5358 イソライト工業
6235 オプトラン
7199 プレミアG
7575 日本ライフライン
7820 ニホンフラッシュ

<中期投資部隊> 2021年5月31日現在、キャッシュ比率36%
1332 日本水産
1925 大和ハウス工業
2925 ピックルスコーポレーション
3457 ハウスドゥ
3550 スタジオ・アタオ
3679 じげん
3919 パイプドHD
4423 アルテリア・ネットワークス
4536 参天製薬
4540 ツムラ
4544 H.UグループHD
8058 三菱商事
8137 サンワテクノス
8766 東京海上HD
8984 大和ハウスリート

<配当再投資部隊> 2021年5月31日現在、キャッシュ比率1%
1379 ホクト
1928 積水ハウス
3176 三洋貿易
3433 トーカロ
3457 ハウスドゥ
4763 クリーク&リバー社
6919 ケル
7198 アルヒ
7995 バルカー
8001 伊藤忠商事
8020 兼松
8058 三菱商事
8591 オリックス
9384 内外トランスライン
8977 阪急阪神リート
8984 大和ハウスリート
1495 上場インデックスファンドアジアリート
1555 上場インデックスファンド豪州リート
2515 NEXTFUNDS先進国REIT

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

今週の売買(5/24~5/28)

くーすけです。
今週は、市場の底堅さを感じ、キャッシュを使って株式を購入しました。

<超長期投資部隊>
7575 日本ライフライン 買い
前からPFに医療関係銘柄を組み込みたい思いがあり、いくつかをウォッチしていました。その中で、この銘柄が下げてきて、購入可能ラインに達したので、購入に踏み切りました。
医療器具は需要が安定的に見込まれること、海外展開による売上拡大が期待できること、業種として世界人口の増加と高齢化という長期潮流に適合していると思われること、が購入理由です。参入障壁というか、競合企業との差別化要因は、まだよくわかりませんが、販売機能だけでなく自社製造機能も有していて、医療現場でのニーズを製品開発に結び付けられることが強みと理解しています。
コロナでマレーシア国内がロックダウンになり、マレーシア工場の操業・製品供給に影響が出るおそれから株価が下げているのかもしれませんが、一時的なものと思いますので、心配していません。株価は、3年前に大相場を演じましたが、そこからの日柄調整も十分でしょう。
7747朝日インテックのように、大きく成長することを期待しています。

<中期投資部隊>
1925 大和ハウス工業 買い
高配当銘柄、下げてきたリバウンド狙いで買い戻し。

4536 参天製薬 買い
目薬で有名。グローバル企業への飛躍の意思が強く感じられる。下げたのでリバウンド狙いで購入したが、長期保有に切り替えるかも。

4544 HUグループホールディングス 買い
同じく医療関連でウォッチしていた銘柄の一つ。決算で下げたところを飛びつき買い。高配当銘柄でもある。リバウンド狙いだが、長期保有に切り替えるかも。

8766 東京海上HD 買い
高配当銘柄として配当株投資家には人気がある。22年3月期も業績好調と見込まれるため、配当株投資家のはしくれとして、私も購入。

8059 第一実業 売り
キャッシュ捻出のため売り。この銘柄は、買ってはすぐ売っている・・・。


※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。