黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

超長期投資を続けるために中期投資をする

くーすけです。
当方は、超長期投資の一方で、配当再投資や中期投資にも取り組んでいます。
限られた時間の中で、なんでいろいろ手を出すのか。

超長期投資は、銘柄選択には時間をかけます。
が、いざ投資を始めてからは、正直なところ、そんなに時間をかけていません。
配当再投資も、同じです。
基本的に、配当金がある程度たまったら、何かを買うだけですから。

一番時間をかけているのが中期投資です。
なにせ、数か月から1年以内に成果を出すため、株価の波に乗らなければいけない。
チャート分析も加えて、色々考えます。

当方は、なにがしかのポジションを持っていたい、持ったとしてポジションをいじりたい心理的傾向(昔はポジポジ病と言いました)があります。
超長期投資部隊や配当再投資部隊で、ポジポジ病を発症すると、とてもではないが、超長期投資など成り立ちません。
中期投資部隊を設定した理由の一つが、ポジポジ病の「はけ口」とするためでした。
(他にも、株価サイクルを検知するアンテナの役目もあります)
中期投資に注意を向けて、その間、超長期投資や配当再投資から目をそらす。
それによって、結果的に資産が成長することを目ざしました。

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8001伊藤忠商事の5年チャート

それが上手くいったのが、配当再投資部隊の8001伊藤忠商事で、2,000円辺りで買ったのが、気が付いたらいつの間にか3,600円まで上がっていて、今は3,200円台です。
これこそ、苦瓜氏のいう「気絶投資法」です。

中期投資で、大損害を被ってしまわないことが大前提ではありますが。
そのために、逆指値売り注文を入れたり、景気・市場動向を定点観測するなどして、労力を注いでいます。
そんなところです。

今週の売買(5/17~5/21)

くーすけです。
市場ではビットコインが乱高下していますが、当方は保有していないので、蚊帳の外です。
しかし、それが株式市場にも波及して、その点で影響を受けています。
ビットコインで損失を出した人が損失軽減のために株式資産を売る動きが広がって、バブル的相場崩壊の引き金になるかどうか注目です。
私は、相場が変調をきたせば、FRBが金融緩和をやめられなくなるので、本格的な下落はもう少し先になるかと見ていますが、どうなることか。
超長期投資部隊も中期投資部隊も、鎌倉投信並みの、キャッシュ比率を40%位にしています。

さて、今週も、少し売買をしました。

<超長期投資部隊>
4248竹本容器 (買い)
7820ニホンフラッシュ (買い)
連休前に売ってしまった2銘柄を買い戻しました。
どちらも、海外での売上拡大を期待できる、高収益銘柄で、割安感があるものです。
業績を見ながら、少しずつ買い増します。

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脱プラの流れに上手く適応して成長してほしい、竹本容器さん

<中期投資部隊>
3679じげん (買い)
3919パイプドHD (買い)
8059第一実業 (買い)
じげんとパイプドHDは超長期投資部隊で、第一実業は旧3年波乗り部隊で、保有していたものです。
知らない新規銘柄よりも、知っている銘柄の方が、”土地勘”があるのでまだ取り組みやすいという理由です。
超長期投資には不向きでも、中期的に波に乗れるのであれば、買っていこうと思います。


※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

「3年波乗り部隊」を「中期投資部隊」に変更

くーすけです。
昨日の記事でも触れたように、「3年波乗り部隊」を「中期投資部隊」に変更します。

昨年秋から始めた「3年波乗り部隊」は、FRBの金融緩和スタンスから上げ相場が2023年くらいまで続くのではという見込みと、個人的な大きな出費(教育費)が2024年以降に控えていることの2点から、投資期間を3年以内とした投資をやろうと意図したものでした。

しかし、米国長期金利(米国インフレ率)が、予想より早く上げ、市場がそれに大変神経質になっています。
4月の米国消費者物価指数が+4.3%と、2%どころではない上昇を見せています。
また、長引く金融緩和で、リスク資産のあちらこちらで「フロス」(細かな泡)が生じていると指摘されています。
このような背景から、2023年を待たずに、市場の転換点が訪れるのではないかと見方が変わりました。

対応として、まずは連休前に、キャッシュ比率を引き上げました。
先週の下げで、逆指値売り注文が執行されて、キャッシュ比率が6割を超えましたので、市場の落ち着いたのを見計らって、株式を買い戻そうと思っていますが、キャッシュ比率は最低でも20%を維持します。
投資期間は、2023年までではなく、基本的には2021年内、長くても2022年央には終了するスタンスに短縮します。

超長期投資部隊は、いったん売ってしまった4248竹本容器と7820ニホンフラッシュを買い戻すつもりです。
それ以上は展開を広げるつもりはありません、他に買いたい銘柄もないので。
配当再投資部隊は、市場が荒れても売らずに、淡々と配当再投資を続けるだけです。

今週は、激しい動きでしたね

くーすけです。
今週は、相場が大きく動きましたね。

わがPFも、大きく含み益を削られました。
また、この下げの中で、いくつかの銘柄を売り、いくつかの銘柄を買いました。

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中期投資枠でも三菱商事を組み入れ

<超長期投資部隊> ※キャッシュ比率:50%
3657ポールHD 買い 
 下げてきたので買い増し。

3665エニグモ 買い 
 @1,220円で100株を買い戻し。5年とまでは言いませんが、時間をかけて株数を増やしていきます。

1321日経平均ETF 買い 
 大きく下げたところでちょっとずつ購入。

<中期投資部隊(旧3年波乗り部隊)> ※キャッシュ比率:63%
4763クリーク・アンド・リバー社 売り 
4917マンダム 売り 
8951日本ビルファンド 売り 
9744メイテック 売り 
 売りは、すべて逆指値売り注文に引っかかったもの

2925ピックルスコーポレーション 買い 
 好業績のディフェンシブ銘柄としてPFを安定させる。

3457ハウスドゥ 買い 
 6月一括配当(30円超?)に向けた上昇に期待。

3550スタジオアタオ 買い 
 今期は利益ゼロだが増収。コロナ収束後の回復に期待。

4423アルテリアネットワークス 買い 
 ディフェンシブかつ高配当銘柄として。超長期投資には少し役不足と思うので、こちらで買い戻し。

4540ツムラ 買い 
 ディフェンシブかつ高収益銘柄として買い戻し。

8058三菱商事 買い 
 高配当かつ世界経済回復の恩恵を受けられる銘柄として、中期投資枠でも購入。

<配当再投資部隊>
動きなし

3年波乗り部隊(今後「中期投資部隊」に名前を変えます)では、昨年の大損失の反省から、リスク管理として逆指値売り注文を入れていました。
今回の下げで、保有銘柄の一部がそのラインまで下げてしまい、売りが執行されてしまいました。
買値より上に設定していたので、利益は出ましたが。
金曜日は反発したので、売らずに保有を続けていればよかったのかもしれませんが、このまま下げ続けるおそれもあります。これは、あきらめるしかないですね。
代わりに、ディフェンシブ銘柄や中型・大型株を中心に購入しました。

超長期投資部隊では、中小型株のPFなので、バランスを持たせるために日経平均ETFを組み入れました。
リバウンドしたら短期で売るかもしれませんが・・・

5年以上かけて買う

くーすけです。
今週は、2営業日しかなく、何もしませんでした。
私の目論見とは逆に、市場は上昇、連休前に売った株達も戻しました。
難しいですね、波に乗るというのは。

さて、今まで、色々な投資本を読んできました。
超長期投資をうたいながら、飛びつき買いしたり、あっさり手放したりして、頻繁に売買してしまっている私のやり方を顧みて、思い出したのが、有望な銘柄を「5年以上かけて買う」という言葉でした。
これは、投資信託の「おおぶね」シリーズで有名な奥野一成氏の『教養としての投資』の一節です。
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私は、よさげな銘柄を見つけると、何回かに分けて分散買いこそしていますが、その間隔が短い。
最短では、2営業日後に買い増ししていたりしています。
そういうやり方が功を奏することもあるのでしょうが、飛びつき買いをした後に、株価が低迷することも多いです。
超長期投資部隊でいえば、4248竹本容器や4423アルテリアネットワークス、7820ニホンフラッシュなどでした。
もう少し買うタイミングを分散していれば、含み損にしびれを切らしてヤレヤレ売りをすることもなかったと反省することがあります。

5年以上かけて買うというのは、景気の一サイクルを経る中で、本当に投資するに値する銘柄かを見極めるためとのことです。
正直なところ、私には、そのまま真似するのは難しいと思います。
ただ、それくらいのスタンスで超長期投資に向き合っているプロのマインドを、少しでも自分にも染み込ませたいと思い、記事にしました。

iDeCoのスイッチングを実行

くーすけです。
株式相場の過熱感を感じるので、既述のとおり、日本株のポジションを落としています。
さらに、個別株以外にも、iDeCoでもスイッチングにより、利益確定を開始しました。

iDeCoでは、これまで先進国株式と新興国株式のインデックスファンドを3:1の割合で積み立ててきました。
まずは新興国株式を売り、日本円定期預金にスイッチングすることにしました。
ただ、一度に売ると機会損失がありうるので、毎月1/6ずつを売っていきます。
半年かけて、新興国株式の残高をゼロにします。
先進国株式(といっても大半が米国株)は、まだ好調を保っているので、残高は維持します。
毎月の掛金の配分は、先進国株式インデックスファンド:日本円定期預金=1:1に変更しました。

何年か先に、先進国株式が暴落した際には、日本円定期預金を解約し、先進国株式の購入に振り向ける予定です。
iDeCoでも波乗りをやるということです。
果たして目論見通りうまくいくか?

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

保有株式をさらに圧縮、4月末の保有銘柄

くーすけです。
今日から5連休ですが、コロナで、ステイホーム猫です。
この生活、いつまで続くんですかね。

さて、今週は、保有株式をさらに圧縮しました。
超長期投資部隊、3年波乗り部隊ともに、株式:現金=1:1に近い比率まで持っていきました。
米国株はまだ勢いを保っているようですが、日本株はダメですね、明らかに下向きです。
日本株メインの私にとっては、面白くない展開です。
近く、乱高下が来そうな気がして、現金比率を高めます。
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結構売りましたので、一つ一つ紹介するのは省き、4月末の保有銘柄を書きます。
なお、配当再投資部隊は変化なしです。

<超長期投資部隊> 2021年4月30日現在、キャッシュ比率56%
1716 第一カッター興業
3447 信和
3657 ポールHD
5358 イソライト工業
6235 オプトラン
7199 プレミアG

<3年波乗り部隊> 2021年4月30日現在、キャッシュ比率45%
1332 日本水産
4763 クリーク・アンド・リバー
4917 マンダム
8137 サンワテクノス
9744 メイテック
8951 日本ビルファンド
8984 大和ハウスリート

<配当再投資部隊> 2021年4月30日現在、キャッシュ比率1%
1379 ホクト
1928 積水ハウス
3176 三洋貿易
3433 トーカロ
3457 ハウスドゥ
4763 クリーク&リバー社
6919 ケル
7198 アルヒ
7995 バルカー
8001 伊藤忠商事
8020 兼松
8058 三菱商事
8591 オリックス
9384 内外トランスライン
8977 阪急阪神リート
8984 大和ハウスリート
1495 上場インデックスファンドアジアリート
1555 上場インデックスファンド豪州リート
2515 NEXTFUNDS先進国REIT

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。