くーすけです。
今回も、「世界のエリート投資家は何を見て動くのか」(アンソニー・ロビンズ著)についての所感です。
写真は、バンガード・グループの創始者、ジョン・C・ボーグル氏です。
言うまでもありませんが、バンガードは、低コストのインデックスファンドを提供する、個人投資家の強い味方です。
そのボーグル氏の言葉では、次のものがインパクトありました。
「常に成功する投資マネジャー」がいると思ったが、そんなものは存在しない。成功者はどんどん変わっていく。
(それはなぜか?)
技術より運が左右するからだ。投資の95%は運で、残りの5%が技術だ。98%が運で、2%が技術かもしれない。
これが真実だとすれば(おそらくそうなんだろうけど)、投資の技術を磨くことなんて無駄だと言っても過言ではありません。
個人投資家としては、何も考えずに(?)、インデックスファンドを淡々と積み立てるのが最善ということになります。
しかし、たとえ5%であっても、自分の努力で何とかなる部分があるのなら、それを磨くことで結果的に運を引き寄せることができるのではないかと考えることも出来ます。
私は、この考え方に立っています。
ただし、自分でコントロールできる部分が少ないということについては謙虚であるべきだと思います。
この本の巻頭で、著者は、このボーグル氏やウォーレン・バフェット氏、ジョン・テンプルトン卿をはじめ、インタビューしたマネーの巨匠たちは少なくとも次の4点では共通している、と述べています。
1 絶対、損をしない
2 「小さなリスク」で「大きな利益」を上げる
3 予測し、分散させる
4 学びに終わりはない
これらの4項目は、自分の努力で磨き上げられる部分であり、見習う点だと思います。
長くなったので、今回はこの辺で。
※ この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。↓クリックしてもらえると励みになります。
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