黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

今週は何もせず(相場雑感)

くーすけです。
今週は、売り買いは全くなしです。
先週末は、アメリカの個人投資家軍団がヘッジファンドを打ち負かしたとかやらで大きく下げました。が、今週は、その下げをきっちり戻してきました。
押し目買いのチャンスと見た人が多かったということでしょう、強気相場の表れですね。

これから先、どうなるのか。
正確に予測することは難しいですが、私は次のように考えています。

2020年3月を起点とする今の上げ相場は、まだ続く。少なくとも今年半ばまでは。
金融緩和策による金余りに加えて、ワクチン接種が進んでコロナ禍から脱却し業績回復が鮮明化するから。
(ただし、行き過ぎたリスク資産価格の高騰や、FRBによる金融緩和姿勢の変化が、上げ相場の終焉のトリガーになる。)

そういう見通しを踏まえて、3年波乗り部隊は、ほぼフルポジションにしています。
超長期投資部隊は、PFのキャッシュ比率は11%です。
いずれもキャッシュ比率を低くしています。
(配当再投資部隊は、常にフルポジションです。)

昨年の反省から、キャッシュ比率引き上げのため、特に3年波乗り部隊は、少しずつ売っていこうと思います。
が、当面の基本線は、高水準のリスク資産の維持です。


※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

配当再投資部隊の構成について

くーすけです。
昨日、1月末時点の保有銘柄リストを載せました。
配当再投資部隊と3年波乗り部隊に共通する銘柄が7つあります。
これについて説明します。

3年波乗り部隊は、文字通り、3年以内に売ることを前提とした中期投資です。
年間+8%の投資成果を目標としています。
一方で、配当再投資部隊は、買ったら基本的に売らず、配当をもらい続けます。
では、なぜトーカロやクリーク・アンド・リバー社などを、配当再投資部隊に組み入れているか。
今後の増配によって「将来の高配当株」になることを期待しているからです。
私が老猫になったときに、5%とか10%の配当利回りになっていてほしい。

前にも書いたように、単純に現時点の配当利回りだけを見て組み入れると、将来的に減配される銘柄が紛れ込むかもしれない、かつてのローソンやキヤノンのように。
それよりは、今は配当利回りが低くても、長期的な利益成長が見込まれる銘柄を組み入れて、今後の増配に期待しようという発想です。

とはいえ、配当再投資部隊における増配期待株のウェイトは、1/4ほどです。
ほか、国内外のREITが1/4で、残り1/2は、三菱商事オリックスなどの高配当の日本株です。
部隊全体の配当利回りは、税引き前で3.9%、税引き後だと3.1%です。
今のままでは年間受取配当金20万円は、ちょっと厳しい状況です。

マンダム売却、1月末の保有銘柄

くーすけです。
2021年も1月が終わりですね。
今週は、4917マンダムを売りました。
買ってから日が経っていないのですが、日本ビルファンドを買い増しする原資を捻出するために売りました。
あまり銘柄数を増やしたくないのもあります。
J-REITに資金が回ってきましたね。

1月の確定損益は、若干のマイナス。
超長期投資部隊では、S&P500ETFを売却。
3年波乗り部隊では、大塚HD(後に買い戻し)とマンダムを売却。
配当再投資部隊は、売却なし。

<超長期投資部隊> 2021年1月29日現在
1716 第一カッター興業
3447 信和
3657 ポールHD
3665 エニグモ
3679 じげん
3919 パイプドHD
4248 竹本容器
4423 アルテリア・ネットワークス
5358 イソライト工業
5999 イハラサイエンス
6235 オプトラン
7199 プレミアG
7820 二ホンフラッシュ
9386 日本コンセプト

<3年波乗り部隊> 2021年1月29日時点
1332 日本水産
3176 三洋貿易
3433 トーカロ
3457 ハウスドゥ
4578 大塚HD
4763 クリーク・アンド・リバー
4792 山田コンサルティング
7198 アルヒ
7995 バルカー
8137 サンワテクノス
9037 ハマキョウレックス
9744 メイテック
8951 日本ビルファンド
8984 大和ハウスリート

<配当再投資部隊 2021年1月29日時点>
1379 ホクト
1928 積水ハウス
3176 三洋貿易
3433 トーカロ
3457 ハウスドゥ
4763 クリーク&リバー社
4792 山田コンサルティング
6919 ケル
7198 アルヒ
7995 バルカー
8001 伊藤忠商事
8058 三菱商事
8591 オリックス
9384 内外トランスライン
8977 阪急阪神リート
8984 大和ハウスリート
1495 上場インデックスファンドアジアリート
1555 上場インデックスファンド豪州リート
2515 NEXTFUNDS先進国REIT
※一部は3年波乗り部隊と同じものがあります。

日本ビルファンドを買い戻し

くーすけです。
相変わらず日経平均は好調ですが、わがPFは全く振るいません。
中小型株を中心に投資しているからなんでしょうが、我慢ですね。
日経平均の上昇ペースが鈍ってきたように見えるので、中小型株に資金が回ってくることを期待します。

今週は、3年波乗り部隊で、8951日本ビルファンドを買い戻しました。
特にオフィス系REITは、テレワークの浸透や景況感悪化など、取り巻く事業環境は良くないはずです。
しかし、いつの間にか、J-REITの平均分配金利回りが4%を割ってきました。
保有している8977阪急阪神リートや8984大和ハウスリートも、上がってきています。
昨年は不調だったJ-REITに資金が回ってきているのかもしれない。
それなら、最大手である日本ビルファンドが真っ先に買われるはず。
こういう仮説に基づく投資判断です。
日本ビルファンドか1343リートETFかは悩みましたが)

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J-REITが復活する?

※この記事は私の個人的な見解に基づくものであり、投資は自己責任でお願いします。

2021年の初配当

くーすけです。
今週は、新規銘柄の組み入れや売却はなし。

今年初の配当金(正確には分配金)が入金されました。
2515先進国REITからです。
これは、昨年春のコロナショックの中で、暴落したところを少し拾ったものです。
外国資産で、利回りも3%台半ばだったので、配当目的で持ち続けるのには適しているかなと。
以後、ほったらかしにしていますが、コツコツと分配金を稼いでくれています。

REIT(とくにオフィス系や商業施設)については、長期的にみて、分配金を維持できるのかという不安はあります。
が、少額なので、資産分散の意味で保有していくつもりです。

配当金再投資は、再現性のある手法だと思います。
時間はかかりますが、波乗りよりも、よっぽど。
3年波乗り部隊には、私の個人的な資金需要の必要性から、資金配分していますが、これからは配当再投資に注力しようと思います。

つみたてNISAで悩んでいましたが、積立期間が10年程しかないため、取り止めます。
代わりに、配当再投資部隊に資金を回します。
iDeCoは続けます。

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今年最初の配当金はREITから

 

積立投資について

くーすけです。
今日は、積立投資についてです。

私は、現在、老後資金対策として、日本個別株をメインとした超長期投資部隊と配当再投資部隊を展開させています。
そのほか、投資信託への積立投資を行っています。

iDeCo> 
外国株式インデックスファンドを、先進国:新興国=3:1の比率で。
投資資産のほとんどが日本株のため、それとの分散の意味合い。
数年前から始めたので、最近の世界的株高を受けて、今のところは含み益状態。

鎌倉投信
「いい会社」に投資することを信条とする投資信託「結い2101」を運用。
数年前に、その理念に賛同して積み立てを始めました。
ただ、運用成績は、残念ながら、例えば同じアクティブファンドである「ひふみ投信」と比べると、大きく劣ります。

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青:結い2101、ピンク:ひふみ投信

鎌倉投信については、また別の機会にコメントします。

<つみたてNISA>
2021年から開始。
まずは、S&P500インデックスファンドを積み立てていこうと思っていますが、悩みが2つ・・・。

60歳まであと約10年の私にとって、今から積み立てても、それほど大きな金額にはならないことが一つ。
もう一つは、取り崩す時点で損失が出てしまうのではないかということです。
世界最大最強のインデックスと言われるS&P500指数と言えど、今これだけド派手に「バブルの塔」を建ててしまったら、当分はこれを超えられないのではないか。

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S&P500指数の30年チャート

日経平均はいまだ1989年の高値を超えられていないし、NYダウ指数は世界恐慌前の高値を超えるのに25年もの歳月を要したそうです。
早ければ10数年後、定年退職した私が、つみたてNISAを取り崩そうとしたとき、S&P500指数が1/2や1/3に暴落していたら・・・。

まあ、個別株投資もそうなんですが、ヤバそうになったら売り逃げるしかないですね。
iDeCoは、身動き取れませんが。

新規銘柄を購入(マンダム、ケル、サンワテクノス)ほか

くーすけです。
2021年初めの記事になります。
日経平均が28,000円超えですか。ビットコインもえらいことになっているようで。
コロナ禍など終わったかのようなお祭り騒ぎで、リアルな世界での飲食業や観光業などの窮状との差がありすぎて、戸惑います。

さて、今週は、組み入れ銘柄を少し触りました。

<新規購入>
4917 マンダム (3年波乗り部隊)
コロナ禍で、今期は営業赤字転落のようだが、来期以降の業績回復に期待し、リターンリバーサル狙いとして購入。化粧品という未保有のジャンルなので、分散の意味もある。

6919 ケル (配当再投資部隊)
産業用コネクターのメーカー。緩やかながらも右肩上がりの長期チャート、4%超の高配当、それと時価総額(70億円)の6割に当たる42億円の現金・現金同等物を有している財務内容の良さから、急成長は望めないかもしれないが、配当目的で持ち続けるのは有りかなと。

8137 サンワテクノス (3年波乗り部隊)
ケルの取引先。産業用エレクトロニクス・メカトロニクス機器の専門商社。ケルより出来高があるので、波乗り向きかなと。

<買い戻し>
4578 大塚HD (3年波乗り部隊)
権利落ちで安くなったところを買い戻し。

<売却>
2558 S&P500ETF (超長期投資部隊)
つみたてNISAでS&P500インデックスファンドを買っていくことにしたので、超長期投資部隊からは外した。

積立投資については、別の日に書きます。

※投資は自己責任でお願いします。