黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

年の瀬に、2020年の大反省会(その3)

くーすけです。
「年の瀬に、2020年の大反省会」シリーズも、これが最終回です。

銘柄分散については、コロナショック前は、内需株オンリーでした。
今の超長期投資部隊は、内需株と外需株のバランスをできるだけ取っています。
そのほか、顧客分散(事業者向けと消費者向け)、ビジネスモデルの分散(ストック型かシクリカル系かなど)を心掛けています。
外国の経済成長を取り込む余地があるかどうかも考慮しています。
多様な銘柄を組み込みつつ、長期的に成長が続くと思われるIT関連と半導体関連には、少し厚めに資金配分しています。

コロナショック前は、3銘柄に全資金を集中させていました。
超長期投資部隊は、一銘柄のウェイトを、だいたい5~8%に抑えています。

資産構成では、超長期投資部隊は日本の中小型株オンリーです。
今後、S&P500ETFをちびちびと買っていく予定です。

運用手法では、配当再投資部隊や3年波乗り部隊も併存させ、どれか一つの手法に偏らない運用をしています。
部隊間の資金配分では、どれか一つの部隊に集めるようなことはしていません。
だいたい超長期:3年波乗り:配当再投資=2:2:1の比率です。

コロナショック時は、暴落した時にどう対応するかという事前のプランがありませんでした。
相場がピークアウトしたと判断した時には、超長期投資部隊では、株式を一部売るかキャッシュを使うかして米国債を買っていく、オーソドックスな方法を採ります。
3年波乗り部隊では、株式を売り、現金化します。
配当再投資部隊は、そのままホールドです。
これをうまくやるためには、普段からの相場観測が必須になりますが。

思いがけない相場急落には、騰落レシオなどを見ながら、キャッシュを使って日経平均ETFを買い、反発したところで売るという数か月スパンの中期投資で、ダメージの軽減をめざします。

テクニカル的なところでの反省は、以上になります。

最後になりますが、結局のところ、私が資産形成を焦ったことが、損失の根本的な原因です。
焦っていなければ、過大なポジションをとることも、集中投資をすることも、損切りをためらうこともなかった。
極めてメンタル的なことでした。

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投資で成果を上げるには、メンタル面がカギを握る