黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

ナスダックが首を垂れる、長い冬の訪れか?(相場雑感)その2

くーすけです。
前回記事の続きです。

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急落するマザーズ指数(出典:マネックス証券
3.先週の保有株式の売却について

「株の絶対法則」(林則行著)という本の、”株の売り時はファンダメンタルズではなくテクニカル分析に従った方が良い”、という言葉を思い出しました。
個別銘柄ではなく、指数に関してのサインが既にいくつも出ています。
私としては、最悪の事態に備える必要がある局面だと判断しました。

方針がコロコロ変わると言われても仕方ありません。
このブログの読者の方には申し訳ないです。
ただ、私自身の資金を守ることが最優先事項です。
高PER銘柄や、下落トレンドの銘柄、中途半端なポジションサイズの銘柄などを、損切り利食いしました。
現金比率を、長期投資部隊では52%に、中期投資部隊では74%に、一気に引き上げました。
この結果、年初来リターンは、長期投資部隊で△3%、中期投資部隊で△0.4%に沈みました。

長期投資家なら損切りはしなくてもいいのではという意見もあるでしょう。
確かにそうなのですが、私のように残り時間がそう多くない人間にとっては、多少の損失を覚悟してでも、より大きな利益を取りに行く選択肢もあってよいと考えます。
また、ジリジリと資産を削られるのを耐えるより、精神衛生上も良いと思います。
むしろ、若い人に比べて多くはない私の人生におけるQOL(生活の質)を良い状態に保つことの方が動機として強かったかも。
そういう訳で、株式保有を減らしました。

4.今後の見通しと対応

市場は、上げては下げを繰り返しながらも、向こう数か月は下げると見ます。
一度、ある方向に動き出したものは、そう簡単には止まれないと考えるからです。

長期投資部隊は、もう少し株式保有を減らすかもしれません。
ただし、ゼロにはしません。
8058三菱商事など高配当株を中心に保有継続しますし、安くなれば買い増します。
株式保有比率を30%以上(現金比率70%以内)は維持したいと思います。

今回、長期投資部隊では、思い入れのある中小成長株も売ってしまいました。
市場が下げる過程で、連れ安したそれら銘柄を買い戻していきたいと思います。
具体的には、3433トーカロ、3679じげん、6694ズーム、7820ニホンフラッシュ、などです。

既に現金は確保しました。
少し休んで様子を見つつ、再度、株式を買っていきます。

さてさて、どうなることか。

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。
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