黒猫くーすけの資本家への道

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決算発表についての備忘録(2022.5.15)その2

くーすけです。
決算発表についての備忘録の続きをアップします。

1332日本水産 今期増収営業減益予想
・急激なコストアップを吸収しきれず営業利益・経常利益は減少予想。
・今期は大きな減損がなくなる一方で、政策保有株等の売却を予定。→純利益は増益予想。
・配当は年間16円(2円増配)を予定。
【メモ】
増配で配当利回りが3%近くに上がってきた。もう少しで配当株として買える水準。
中期経営計画で、2030年度に売上高1兆円、営業利益500億円を掲げる。→単純計算でEPSは100円くらいか??
ここは、ロシアの極東地方に営業拠点があったと思うが、経済制裁で、調達・加工に影響が出ていないのか?ざっと見た限りだが、資料には言及がない。

4082第一稀元素化学工業 今期大幅増収増益予想
・売上高は、販売数量が前年同期比で18.2%増加に加えて、原料価格上昇に伴う販売価格上昇により25.1%増加。
・長期化するサプライチェーン混乱の影響を受けるも当社販売はCOVID-19前を上回る水準を維持
内燃機関搭載車の販売台数が想定水準に到達しないなどの環境変化に対応し、新たな中期経営計画を策定。
・新中計では、今の主力分野に加えて、戦略分野(半導体・エレクトロニクス、エネルギー、ヘルスケア)の伸長を重点項目に。
【メモ】
原材料価格の上昇分を販売価格に転嫁できているのは競争力の強いことの裏返し。また、新しい中期経営計画で、自動車の環境規制強化や電動化に向けた対応をしっかりと意識している印象。グローバルニッチトップ100選企業。過去の業績推移を見ると、波が激しいが、長期的には伸びているから、買いOK。

4082第一稀元素化学工業の業績推移(出典:マネックス証券

7198アルヒ 今期は増収・微増益を予想
・前期は、コロナの影響によるフラット市場の低迷、得意とする中古物件の供給減、三大都市圏における競争激化を主因に売上・利益が減少
・住宅ローンの強み再構築に向けた出店などに係る人件費、新商品導入及びDXを目的としたシステム投資費用などの戦略的な投資を積み増すことで、税引前利益については前期比+2.4%を見込む
【メモ】
競争激化の住宅ローン市場。また人口減少によるマーケット縮小は必至。まさにレッドオーシャン
配当利回り6%というのは魅力的ではあるが、、、長期保有では買えんな。

7575日本ライフライン ほぼ横ばい予想
・売上の増加・粗利率改善が販管費の増加を吸収する見込み
【メモ】
円安は輸入商社である同社には逆風。保険償還価格という制約で、価格決定権がないのは痛い(コスト増を転嫁しにくい)。決算前に売却したのは正解だった。ウォッチ対象から外す。

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。
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