黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

マザーズ市場の急落について

くーすけです。
前の記事で少し触れましたが、マザーズ市場の急落が気になります。
ここ何年か、市場が大きく下げるときは、まず新興株が下げ、最後に日経平均が下げるという順番だったような印象があるからです。

そこで、日経平均マザーズ指数を比べてみました。

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日経平均マザーズ指数の比較

マザーズ指数は、2018年初めにピークを付けた後、2020年春まで下げトレンドでした。
日経平均は、2020年2月あたりまで緩やかに上昇を続けました。

景気サイクルは、景気動向指数(一致)・景気ウォッチャー調査(現状DI)を見ると、2018年初めから緩やかな下落に転じていたと思われます。(今年7月、内閣府が、2018年10月が景気のピークだったと認定しましたが)
2018年以降は、マザーズ指数がリアルタイムで景気に連動していたことになります。

体感的には、景気は2020年5月をボトムに底を打ったと思います。
景気動向指数なども、その見方を裏付けています。
しかし、コロナの影響が予想外に長引いていて、早くも景気が二番底を付けに行っている、その予兆なのか。
あるいは、PER100倍超の銘柄がザラという、バリュエーション的に異常状態からの、当然の調整なのか。
注視です。

東京海上HDを購入、3年波乗り部隊編成完了

くーすけです。
マーケットは、マザーズが大きく崩れましたね・・・。
日経平均は下げていませんが、個人投資家のマインドへの悪影響は大きいと思っています。

この下げが何を意味するのか。
ナスダックに少し遅れて日本の新興株式バブルが弾けたのか。
単なる一休みなのか。
年末を控えての税金対策の売りなのか。
コロナ禍が想定以上に長引くことによる景気の二番底懸念なのか。
・・・私には分かりません。
でも、ナスダックのチャートを見ると、1999~2000年のITバブルとそっくりです。
ここ数か月の上がる角度が急です。急な分、下がるのも直滑降的になりそう。
ナスダックに限って言うと、数年スパンでは、上がるよりも下がる確率の方が高いのでは。
私は、長期保有の株式を売るつもりはありませんが、3年波乗り部隊は、状況次第では売ることも考えないといけません。
(長期保有の株式については、後日、書いていきます。)

そんな中ですが、3年波乗り部隊に、8766東京海上HDを加えました。
正直なところ、事業の安定性と高配当に期待しての買いというだけで、詳しく分析した訳ではありません。
昔からある企業ですし、長期チャートも右肩上がりで、コロナで少々調整中なので買い時かなと。

これで、3年波乗り部隊は10銘柄となり、ほぼキャッシュもなくなったので、部隊編成完了です。
米国株が本格的に下げなければ、3年くらい保有して、3割程度の利益を狙います。

<2020.10.23時点の3年波乗り部隊>
1332 日本水産     @463円
1925 大和ハウス工業  @2,760円
6302 住友重機械工業  @2,552円
6988 日東電工     @6,501円
7453 良品計画     @1,892円
8058 三菱商事     @2,340円
8591 オリックス    @1,349円
8766 東京海上HD   @4,857円
8801 三井不動産    @1,878円
9433 KDDI       @2,737円

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中之島公園大阪市)のバラ


※投資は自己責任でお願いします。

分散投資について思うこと

くーすけです。
急に寒くなりましたね、コタツで丸くなりたくなります、猫なんで。

私の「3年波乗り部隊」は、9銘柄に、ほぼ等金額を配分しています。
一番調子がいいのは、6988日東電工です。
心情的には、日東電工のポジションを大きくして、手っ取り早く利益を取りに行きたいのですが、そこは我慢しています。
私は、過去に何度も、少数の銘柄に集中投資をして痛い目にあってきました。
また、持ち株ではなかったですが、9501東京電力は、2011年の東日本大震災で大打撃を受け、今も復配のめどが立ちません。
安定配当を期待して東電株を保有していた投資家は多かったでしょう。
年金の足しにと思って東電株をたくさん買っていた人もいたでしょう。
まさかまさかの大ダメージですね・・・。

本当に、何があるか分かりません。
いい方に転ぶこともありますが、想定外のことで損失を被ることもある。
感染症地震、テロ、戦争、米中摩擦・・・などなど。
想定外のことで致命傷を受けて退場しないよう、私は分散投資を心掛けています。
今は、大きくても、その部隊の6分の1(16%)を一つの銘柄で占めることはしません。
その分、リターンは下がるのかもしれませんが・・・。
ただ、私の金融資産に占める日本株の比率が高いことが、今の悩みの種です。

なぜ「3年波乗り」なのか?

くーすけです。
私は、いくつかの方法で資産運用しています。
その一つが、「3年波乗り部隊」です。
なぜ「3年波乗り」なのか。

2024年辺りから子猫たちの教育費が増えるので、2023年までの3年間でできるだけ増やしておいて、支出に備えようという狙いです。
こういう場合、ファイナンシャルプランナーに相談すると「近い将来に使い道が決まっている資金でリスク資産に投資してはいけない」と言われます。
一般論としては、そのとおりでしょう。
でも、コロナ禍の暴落を経た今は、どちらかというと、下がる可能性より上がる可能性の方が高いと思っているので、預金で寝かせておくより、株式投資の方が有利だろうと判断しています。
その代わり、銘柄は、安定性を考えて、日経平均やJPX400に採用された大型優良株に絞りました。
2023年までに、投資元本を3割くらい増やせればと。

今のところ、1332日本水産がダメダメですが、
6988日東電工と8058三菱商事が上がってくれて、全体では1.5%ほどの含み益状態です。

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9433KDDIを購入

くーすけです。
日本株は、上がりそうで上がらない、下げそうで意外にしっかりしている状態で、膠着感が強いですね。
しかし、直近の日銀短観景気動向調査景気ウォッチャー調査などからは、日本経済は、今は悪いけども、底を打って着実に良くなっていると判断しています。
株式投資には方向性が大事です。

そんな中、9433KDDIを買いました。
何の会社かは説明不要でしょう。
コロナ禍でも下げずに安定していましたが、政権の介入によって下げています。
携帯電話料金の引き下げがどう決着するか分かりませんが、同社には今の配当水準を維持する余力があると思います。
3年スパンで見た買い場であると判断しました。
(この点から、9434ソフトバンク配当利回りが7%と高いけど、配当性向が高すぎるので買いません)
もう一つ、この会社を買いたかったのは、尊敬する稲盛和夫氏が創業した会社だからです。
かといって、京セラや日本航空は持っていませんが・・・
3年後の状況次第では、売却せずに、老猫生活のためのキャッシュ製造マシンとして永久保有に切り替えるかも。

あと、良品計画を買い増しました。
今期予想を見極めてから買い増しましたが、上がってしまったところでの買い増しとなりました。
多分、一度は押すと思うので、押したところで再度買います。

<2020.10.9時点の3年波乗り部隊>
1332 日本水産     @463円
1925 大和ハウス工業  @2,760円
6302 住友重機械工業  @2,552円
6988 日東電工     @6,501円
7453 良品計画     @1,892円
8058 三菱商事     @2,340円
8591 オリックス    @1,349円
8801 三井不動産    @1,878円
9433 KDDI       @2,737円

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瀬戸内海に沈む夕日

※この記事は、筆者の個人的見解であり、投資は自己責任でお願いします。

なぜ日本の個別株投資なのか?

くーすけです。

個人投資家には、今、インデックスファンドの積立投資や米国株投資が人気のようです。
でも、私は、日本株の個別銘柄を中心に投資しています。
老猫生活に備えて、イデコなどでは少々やっていますが、メインではないです。

なんでか?
投資に、「手触り感」「納得感」を求めているのが一つ。
インデックスファンドでは、自分が気に入らない銘柄や経営が良くない会社の株も買ってしまいます。
例えば、私の個人的嗜好ですが、タバコが好きではありません。
だから、いくら配当利回りが7%とかでも、JT株は買いません。
でも、インデックスファンドやETFには、それが入ってきます。
(だからといって私は、JT株を買う人を否定するつもりは全くありません。)

また、世界経済全体の成長鈍化により、インデックスのパフォーマンス低下の可能性も指摘されています。
納得のいく成果を得るには、個別株投資にシフトせざるを得ない時代に入りつつあるのかも。

日米欧は低成長、低物価、低金利が常態化する「ニューノーマル」に陥りつつある。コモンズ投信の伊井哲朗氏は「世界経済全体の成長が鈍化する時代。国債に限らず、世界株インデックスのような投資信託でも十分な運用益を得られない可能性がある。今後は成長が期待できる企業や業種の株式や投信を探して運用しないと、資産が殖えていかない」と話す。(2020.10.4日本経済新聞『「リスク資産100%」時代 運用の心得は』)

個別株投資だと、銘柄選択という手間が増えますが、それはそれで色々考えるのが楽しい。
世の中の流れや、会計の知識も少しは身に付きます。
失敗してガッカリすることも非常に多いですが、最終的には自分で選んだんやからしゃーないやんか、と諦めもつく。

米国株は、個別株を買っていた時期もありました。
が、英語で調べる手間を考えると、こちらはインデックスファンドかETFでええかなと。
その中には、タバコ株も入っているんでしょうが・・・

このように投資に割とこだわりを持っている私ですが、成果は全くダメダメです。
2020年は、コロナショックのせいで、現時点で年初来△32%、ほぼ1/3の金融資産を失いました。涙涙涙
それこそ、ナスダックやSP500のETFに投資していた方が、よっぽどパフォーマンスは良かったでしょう・・・。
このブログは、このダメージから立ち直る過程を書いていこうと思っています。

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菊の花

※この記事は、私の個人的見解の表明であり、他の方の価値観を否定するものではありません。

7453良品計画を購入

くーすけです。
今週(9/28~10/2)は、私の3年波乗り部隊の中で、まったく上がらない8306三菱UFJフィナンシャルグループを処分しました。

代わりに、7453良品計画を新たに組み入れました。
業績的にコロナ禍からの回復が鮮明であり、株価トレンドが上げに転じているからです。
既存店売上が、2020年3~5月に前年同月比△39.3%に沈んだものの、6~8月には同+7.7%と早くも増加に転じています。
9月は前年同月比△1.1%ですが、これは一年前の消費増税直前の駆け込み需要の影響もあるかと。
株価は、3月末の1,000円割れから、6月頭に1,700円超えまで戻し、8月頭に1,250円くらいまで調整し、9月に入って1,800円を超えてきました。
下値を切り上げながら上値を更新する、典型的な上げトレンドです。
2018年6月の直近高値(4,000円超え)から2年以上かけて、一時、株価は1/4以下になり、調整十分というのも理由の一つ。
以上から、当面は下値は堅いと判断、何回かに分けて買っていきます。

3年波乗り部隊は、トランプさんがコロナに感染したせいで、含み損に転落です・・・。

<2020.10.2時点の3年波乗り部隊>
1332 日本水産     @463円
1925 大和ハウス工業  @2,760円
6302 住友重機械工業  @2,552円
6988 日東電工     @6,501円
7453 良品計画     @1,810円
8058 三菱商事     @2,340円
8591 オリックス    @1,349円
8801 三井不動産    @1,878円

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相楽園の日本庭園(神戸市)

※この記事は、筆者の個人的見解であり、投資は自己責任でお願いします。