くーすけです。
1月14日夜遅くに、6541グレイステクノロジーから、2022年3月期2Q決算の提出遅延等に関するIRが出ていました。
端的に言って、「こりゃ、上場廃止やな」と感じさせる内容でした。

・架空の売上計上が判明。2021年3月期単体では、実に売上の半分以上が架空
・売上の架空計上のほかにリース案件についても不適切取引が判明
・リース案件まで外部調査の対象を広げるため、決算を提出できるめどが立たない
・1月17日の期限までに提出できず、再延期の申請もしない
・東証のルールでは、提出期限経過後8営業日目の1月27日までに提出できなければ、整理銘柄となって上場廃止
旧経営陣が関与しての大掛かりな粉飾決算が行われたようです。
倒産する訳ではないのですが、上場廃止となると換金性が格段に落ちるため、普通は売られるでしょう。
大迷惑です。
確かに、欲を出してここに手を出した私が悪いのですが、投資家に噓をついていたことに対して非常に腹立ちますね、、、。
創業者の遺族や前社長は、私財を投げ打ってでも、投資家に謝罪してほしい。
不幸中の幸いは、現物で600株のみにとどめていたこと。
株価1円までは落ちないと思いますが、仮にそうなっても22万5千円の損失で済みます。
長期投資部隊のちょうど1%に相当する損失です。まだ取り返せる範囲です。
私は、過去にも、リソー教育や江守商事で、粉飾決算に巻き込まれて損を食らいました。
リソー教育は「ギソー教育」などと言われながらも、なぜか上場維持しましたが、江守商事は民事再生法適用されたと思います。
中小型株を扱っていると、どうしても、こういう目に遭ってしまいます。
あらかじめ粉飾決算を見抜くのは無理ですから、分散投資が必須です。
信用取引の買い残高が増えていたようですが、この人たちは大丈夫でしょうかね、、、。
やはり信用取引は、すべきではない。
それにしても、資本家への道は、なかなかに険しい。