くーすけです。
私は、長期投資部隊とは別に、配当再投資を目的とした株式達を保有しています。
その中の一つ、2866グローバルX米国優先証券ETFについて、いまさらながらですが、まとめました。
1.優先証券(優先株)とは?
簡単に言えば、普通株のように株主総会での議決権等はないけども、普通株より配当を多めに分配される株式です。
東京市場では、伊藤園の優先株のみ上場されていますが、米国にはたくさんあるそうです。
2.最近の値動き
2866ETFは、米国上場ETFであるPFFDに投資するETFです。
そのPFFDの値動きですが、下落トレンドにあります。

3.投資するうえでのリスク
「価格変動リスク・信用リスク(優先証券の価格変動)」、「為替リスク」、「カントリー・リスク」、「その他」があります。
民主主義国かつ自由主義国であり、日本と違って災害リスクも少ない米国なので、カントリー・リスクは低めかと。
気にすべきは、信用リスクと為替リスク(円高になると円建て価格が下押しされる)の2つでしょう。
価格変動リスクには、以下の2つがあると思います。
①ETFを構成する優先株の発行元の企業業績悪化や倒産による価値棄損リスク
②マーケット全体がリスクオフになった場合の連れ安リスク
4.組入銘柄

金融会社の優先株が上位を占めています。
そのため、今の米国における金融不安を反映して、金融株が売られており、このETFの株価にも影響を与えています。
5.分配金の状況
前にも書きましたが、優先証券ETFの株価は、長期的には、ややジリ安傾向にあります。
www.kuroneko-investor.com
ですが、分配金を再投資していけば、そこそこのリターンを上げられる可能性が高まります。
その分配金の推移です(PFFD)。
うーん、分配金もジリ安傾向にあります。
理由は分かりません。
優先株というもの自体が減っているからなのか、優先株の増加ペース以上に口数が増えているのか、、、
これがこの先も続くようであれば、この商品との向き合い方をよく考える必要があるなと思いました。
6.私の保有状況
現在、私は2866ETFを、630株保有しています。
税引前で年間3万円ほどの分配金を得られる計算です。
直近では、4月分の分配金が支払われました。
もちろん、分配金は再投資して、保有株数を増やしていきます。
※この記事は私の個人的見解であり、投資は自己責任でお願いします。