黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

わが含み損銘柄たちをどうするか(その3)

くーすけです。
2021年含み損銘柄たちをどうするかシリーズの第3弾です。

中期投資部隊は、大きな含み損銘柄を切りました。
超長期投資部隊と配当再投資部隊の含み損銘柄たちは、どうするか?
構造的な業績悪化が見込まれない限り、保有を続けるつもりではいます。
ただ気になるのは、シクリカル株や新興株で、9月頃から株価が下げトレンドになっているものがかなり見受けられることです。
これが何を意味するのか、しっかり分析したいと思います。
その結果も踏まえて、対応を考えたいと思います。

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御神木におすがりして、邪気を払おう。

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

わが含み損銘柄たちをどうするか(その2)→大損切り祭り

くーすけです。
2021年含み損銘柄たちをどうするかシリーズの続きです。

結論から申し上げますと、昨日(11月8日)、中期投資部隊の含み損銘柄3つ(4463日華化学、7888三光合成、8020兼松)を全株損切りしました。
これら3銘柄に投資した資金の19%、約65万円を失いました。
損切りできずにズルズルときて損を膨らませた挙句、放り投げました、、、。下手丸出しです。
以下、最大損失を出した、4463日華化学の取引に関する反省文です。

4463日華化学
大株主による保有株放出があり、また原油高による経費増の懸念もあるのか、株価は軟調です。
5年来高値を更新したタイミングで中期投資として買ったものの、買値を割り込んでも損切りしませんでした。
逆に、『すぐに回復するやろ、長期で見れば今は買い場や』とナンピンまでしてしまいました。
ところが、更に下落。大きな含み損に至り、精神的に売りにくくなってしまいました。
かつて読んだ「デイトレード」(著者:オリバー・ベレス、グレッグ・カブラ)という本の中にある、典型的な失敗例としての「投資時間軸の変更」をしてしまった訳です、、、。

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黄色矢印の辺りで買い、高値掴み!!

なぜ判断が鈍ったか。
本業で、日華化学接触があり、福井県の本社に行ったことがあります。
その新しく開放的な本社社屋や関係した社員さんたちの好印象から、いい会社やなという先入観を持ってしまったことが一因です。
正直なところ、四季報で業績確認こそしましたが、新高値を取ってきたことと、実際に訪れた時の好印象だけで投資を決めたようなものです。
投資する前にあらかじめ損切り水準も決めておかなければなりません。
2020年3月のコロナ・ショックの時の教訓が生かされていない!
単に資金を失うだけでなく、資金を元に戻すという後ろ向きなことに余計に時間を費やし、限りある時間という最重要資源を無駄にしてしまったことが、とても悔やまれます、、、。

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

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わが含み損銘柄たちをどうするか(その1)

くーすけです。
わがPFには、かなりの含み益を持つ銘柄たちの一方で、かなりの含み損を抱えた銘柄たちもいます。
年末が近づき、税金対策として、含み損銘柄をどうするか悩んでいます。
損切りして損失確定させ、今年の利益と相殺して税金を減らすかどうか、です。

買値から△10%以上の、大きな含み損を抱えているのは次の通りです。
お恥ずかしい限りですが、あえて人目に晒して、戒めとしたいと思います。
(1)中期投資部隊:3銘柄
4463日華化学(△27%)、7888三光合成(△16%)、8020兼松(△12%)
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(2)超長期投資部隊:3銘柄
3665エニグモ(△12%)、4248竹本容器(△14%)、7820二ホンフラッシュ(△11%)
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(3)配当再投資部隊:2銘柄
3457ハウスドゥ(△14%)、7198アルヒ(△14%)
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さてさて、これらをどうするか。
(次に続く)

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

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配当再投資部隊の優等生、8058三菱商事の2022年3月期2Q決算

くーすけです。
11月5日、配当金再投資部隊の8058三菱商事が、2022年3月期2Q決算を発表しました。
通期業績上方修正と増配のおまけつきでした。
今期予想EPSは501円、1株配当142円(11/5終値@3,530円ベースで配当利回り約4.0%)となりました。
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上方修正の主要因は、資源高です。
増配に関しては、同社は減配せずに利益成長に合わせて増配していく「累進配当方針」を採っていますが、142円に設定した考え方は不明です。
例えば、配当性向30%又は前期配当金額のいずれか高い方、とか掲げていてくれれば分かりやすいのですが、なぜに142円?という疑問は残ります。
いずれにしても、私の買い値ベースでは、税引前配当利回りは6%になります。
ありがたいことです。もっと買っておけばよかった・・・。

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8058三菱商事の20年チャート(出典:マネックス証券

同社の株価は、リーマンショック前の2007年ごろと同じ、史上最高値圏にあります。
この頃は、原油価格(WTI)が1バレル140ドルを超えていたように、今よりも資源高局面でした。
2008年3月期の当期利益が約4,600億円でしたが、今期は7,400億円の予想。史上最高益の見込みです。

ただ、この手のシクリカル株については、低PER・高配当だからといって素直に喜べない局面があります。
それは、景気がピークアウトして徐々に下り坂となる局面。
景気減速・景気後退を織り込む過程で株価が下がり、それに伴って、PERが切り下がるからです。
2008年は、まさにそうでしたね。

今回の好業績は、資源高に支えられたものです。
FRBが来年後半から利上げに踏み切れば、そして世界的にコロナが収束すれば、インフレは収まってくるでしょう。
そうなると三菱商事の業績(株価)も、ピークアウトするというのが自然な見方。
しかし、そうなっても減配はしないでほしいですね。
もちろん、株は売らずに長期保有します。

今週の売買(11/1~11/5)

くーすけです。
今週はFOMCを無事通過し、米国3指数は軒並み史上最高値を更新しています。
わがPFは、悲しいかな、付いていけていませんが・・・

そんな中ですが、残り少ない現金を使って、今週も株を買いました。
売りはありません。

<超長期投資部隊>
(買い増し)4389プロパティデータバンク

<中期投資部隊>
(買い増し)2918わらべや日洋

<配当再投資部隊>
(新規買い)6988日東電工 ※単元未満株
(買い増し)4544HUグループHD、7198アルヒ

6988日東電工を、単元未満株(10株)ですが、買いました。
以前、中期投資部隊で買っていましたが、同社のグローバルニッチトップ戦略による長期的な成長を期待します。
下げたところを、単元株になるまで買い増していきます。

4544HUグループHDは、2030年に時価総額5倍化をめざすという目標を掲げています。
現状でも配当利回り4%超なので、値上がり益と配当金のダブルを期待します。

7198アルヒは、そろそろ底打ちかなと考えての買い増しです。現在値で配当利回り4.4%と高いです。

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。

少し早いですが、2022年の投資目標を考える

くーすけです。
10月が終わり、2021年も残すところ2か月となりました。
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毎年秋は、物思いにふけることが多く、今年も色々なことを考えました。
その一つが、2022年の投資目標です。
まだ途中段階ですが、それについて書きます。

2022年は、配当金再投資部隊+超長期投資部隊で、年間の配当金収入(税引前)70万円を目指したい。
投資元本が約2,250万円なので、利回りで約3.1%になります。
なぜ配当金収入を目標値に設定するのか、その理由は次の3つです。
(1)値上がり益よりも見込みが立てやすいこと
(2)配当金再投資による資産形成が再現性の高い手法であると考えていること
(3)会社を退職後の収入の柱として配当金収入にしようと考えていること

私が定年退職する頃までには、少なくとも年150万円の配当金収入(税引前)を確保したいです。
税引後は月10万円ほどになり、それだけでは生活できませんが、柱の一つにはなるでしょう。

2021年の両部隊の配当金収入は、税引前で約60万円になりそうです。
これをあと10年程で150万円に引き上げます。2.5倍です。
そのためには、追加入金と利益確定により投資元本を増やし、割安な増配株や高配当株の持ち株数を増やしていくことが必要でしょう。
どうしていこうかな。面白くなってきた。

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2021年10月末の保有銘柄

くーすけです。
月末恒例の保有銘柄リストです。
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今月は、3919パイプドHDを売ったくらい。
あとは買ってばかりで、かなりキャッシュが減ってしまいました。

保有期間が長くなり、大きな含み益銘柄と、大きな含み損銘柄が出てきました。
含み損銘柄をどうすべきか、、悩ましいところです。

それにしても、3919パイプドHDは、MBOの買取価格@2,800を大きく超えて、いま@3,185まで上がっていますね。
@2,800辺りで売ってしまったので、もう関係ないのですが、何なんでしょうね。
買取価格の上乗せを期待してのことなんでしょうか。

<超長期投資部隊> 2021年10月29日現在、キャッシュ比率10%
1716 第一カッター興業
1723 日本電技
2902 太陽化学
3657 ポールHD
3665 エニグモ
3678 リスクモンスター
4248 竹本容器
4389 プロパティDBK
4486 ユナイト&グロウ
5358 イソライト工業
6694 ズーム
7199 プレミアG
7820 ニホンフラッシュ

<中期投資部隊> 2021年10月29日現在、キャッシュ比率12%
1332 日本水産
2918 わらべや日洋
2989 東海道リート
3679 じげん
4423 アルテリア・ネットワークス
4463 日華化学
4536 参天製薬
4540 ツムラ
4763 クリーク・アンド・リバー
7888 三光合成
8020 兼松
8137 サンワテクノス
8984 大和ハウスリート
9381 エーアイティー

<配当再投資部隊> 2021年10月29日現在、キャッシュ比率1%
1379 ホクト
1928 積水ハウス
3176 三洋貿易
3433 トーカロ
3457 ハウスドゥ
4544 HUグループHD(新)
4658 日本空調サービス
4763 クリーク・アンド・リバー
5020 ENEOS
6919 ケル
6971 京セラ(新)※単元未満株
7198 アルヒ
7995 バルカー
8001 伊藤忠商事
8058 三菱商事
8088 岩谷産業 ※単元未満株
8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ
8591 オリックス
9384 内外トランスライン
8977 阪急阪神リート
1495 上場インデックスファンドアジアリート
1555 上場インデックスファンド豪州リート
2515 NEXTFUNDS先進国REIT
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