黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

アラフィフのオッサン猫が今さら超長期投資を始めてどーすんの?

くーすけです。
超長期投資部隊について昨日書きました。
アラフィフのオッサン猫が今さら超長期投資を始めてどーすんの?
その答えを、未来の自分に向けて書き留めておきます。

私は、サラリーマンとしての出世競争には後れを取り、今さら挽回は難しいです。(そのつもりもないけど)
サラリーマンとしての仕事以外に、やりたいことはありますが、収入面では厳しい。
子猫たちを抱え、おまけに猫のくせに住宅ローンまで抱えている、荷物の多いアラフィフ猫です。
何よりも経済的基盤を確保しないと責任を果たせません。
その手段として私に残されたのは、株式投資だと思いました。
それで人生を変えるような大きな成果を出し、新しい景色を見たい。違う人生を生きたい。
そう思って取り組んできましたが、なかなかうまくいきません。
コロナ禍で大きな損失を出し、改めて自分の投資手法を考え直したとき、超長期投資に本気で取り組もう、
それができるのは今しかない、と思い至りました。

超長期投資でいう「超長期」とは、少なくとも10年以上という意味合いです。
山本潤氏は著書で、30年程度の運用を勧められています。
株式の場合、期間が長くなればなるほど、株式の持つ「自然な上昇力」が発揮され、投資のリターンが良くなるそうです。
投資が成功する確率が上がるということです。

ただし、利益を伸ばしていける企業に投資できればという条件付きではあります。
それをクリアーするために、色々と基準を設けて、銘柄を厳選している訳です。

60歳定年まで、あと10年ちょっとです、私の場合。
65歳までは再雇用してもらえますが、できるだけ60歳からは自由に生きたい。
人間男性の平均寿命は81歳ですが、健康寿命は72歳です。
残された時間は長くはありません。

その残された時間を、慌ただしく株式の短期売買に費やすのは何かもったいないと思いました。
短期売買は、精神面で結構疲れるし、手間のわりにリターンが少ないというのが実感です。
私が下手なだけなんでしょうが。
その時間を、違うことに使いたい。

株式投資を長くやっていると、色々と悔やまれることが出てきます。
その一つが、かつて6035IRジャパンや6532ベイカレント・コンサルティングを、少し上がったところで利益確定してしまったことです。

記録では、IRジャパンは、2016年5~8月にかけて平均749円で3,400株を買っていました。
結構なポジションです。よほど上がるという確信があったのでしょう。
それを、2016年10月に@1,250円で売ってしまいました。
その後、IRジャパンは急伸し、2020年11月20日時点では@14,070円になっています。
この間、2分割があるので、当時の3,400株は今の6,800株になります。
もし売らずに今も保有していれば、これだけで1億円近い資産に育っていました・・・。
まあ、40倍化をまるまる取るのは難しかったでしょう。
それでも、3倍とか5倍は取れた可能性はあります。

6035IRジャパンの5年チャート

イカレントは、@1,700円くらいで買って2倍くらいになったところで利益確定しました。
ところが、その後もグングン上がって、一時@18,000円を超えました。
テンバガーを取り逃がしたわけです・・・。

株式投資で人生を変えるような大きな成果を出すには、大変な覚悟が必要だと思います。
銘柄を厳選し、適切に資金配分、仕込みをして、時々検証しながら持ち続ける。
暴落しても急上昇しても、利益成長が続く限り、握って離さず、持ち続ける。
そういう覚悟が、今までの自分には欠けていました。
適当なところで利益確定を急ぎ、大魚をみすみす逃した。
あるいは暴落局面で、含み益が削られると思い、あわてて手放した。
このIRジャパンの5年チャートは、自分への戒めです。
暴力的なまでの株式投資による威力を、他人事ではなく、自分事として忘れないようにするための。

幸い、まだ10年あるので、30年投資よりは確率は下がるかもしれないが、うまくいけばPFを3倍くらいにはできるかもしれない、という希望を持っています。(それでも億には遠く届きませんが)
今回のコロナ禍から始まる、株式市場のビッグウェーブに、今度こそ乗りたいのです。
年齢的に、これが最後でしょう。

とりとめなく書いてきましたが、こんなところです。