黒猫くーすけの資本家への道

黒猫くーすけが、猫らしい生活を取り戻すため資本家を目指しています。

鎌倉投信について(その3)

くーすけです。
鎌倉投信シリーズも3回目、これで終わりにします。

前回、現金比率が高いことについて、不満を述べました。
投資効率が低い、もっと柔軟に運用して、パフォーマンスを高めてほしいということです。
これについては、私のほかにも多くの人から要望・質問が寄せられているみたいで、「結いだより」に同社の見解が載っています。

足元で株式比率を約52%まで下げた理由は、COVID19の影響で株式市場が急落し、価格のブレが大きくなったためです。「結い」のリスク(価格のブレの大きさ)を目標である10%以下に抑えるため、現在も現金を多めに持つ状況が続いています。
このような投資行動によってリスクを抑えると当然リターンも低下するので、基本的に運用の効率性(シャープ・レシオ)が改善されることはありません。一方で、元本割れ(評価額が購入額を下回ること)する可能性は小さくなる傾向があります。特に長く保有する程、その傾向が強くなります。
「結い 2101」では今後もゆっくりと着実に皆様の資産をふやすことを目指し、運用を続けます。
(出典)「結いだより」第128号

現金比率を高めに設定し、元本割れの可能性を極力減らすことに重きを置くという運用ポリシーです。
一つの考え方かと思います。

今後、鎌倉投信とどう向き合っていくのか。
私は、投資哲学は理解できるので「結い2101」への投資を続けます。
ただ、現時点では、子供たちの教育費などで家計がひっ迫し、積立原資の捻出が難しい状況です。
そのため、iDeCoを優先し、今年から「結い2101」の定期積立を一時停止しています。
これまで積み立てた残高は維持します。「定期預金」のようなイメージです。
相場が大きく調整し、「結い2101」でも大きな含み損を抱えるようになったときに、買い増しを検討します。
そういうスタンスで。

※この記事は私の個人的な見解であり、投資は自己責任でお願いします。